3675 クロスマーケ 東証M 13:22
345円
前日比
-7 (-1.99%)
比較される銘柄: イードインテージHデータセク
業績: 今期予想
情報・通信業
単位 100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.5 1.83 1.45 573

銘柄ニュース

戻る
2015年10月19日16時01分

クロスマーケ Research Memo(1):総合マーケティング企業への転換が着実に進展


クロス・マーケティンググループ<3675>はマーケティング・リサーチが主力の総合マーケティング企業グループ。創業当初はネットリサーチが主体であったが、国内外で積極的な事業展開とM&Aを行ったことでオフラインを含めたマーケティング・リサーチ全般へ事業領域を拡大すると同時にモバイル・スマートフォン領域、Webマーケティング領域にも事業領域を拡大。同時にアジアを中心としたグローバル展開を意欲的に推進することで、総合マーケティング企業としてアジア地域でのプレゼンスを着実に高めつつある。2015年6月末時点で、日本のほか、欧米アジア12ヶ国に、20ヶ所以上の事業拠点を保有している。

2015年12月期第2四半期(2015年1月?6月)累計業績は、売上高が前年同期比75.2%増の7,084百万円、営業利益は同114.9%増の539百万円と大幅増収・営業増益となり、売上高、営業利益ともに半期ベースで過去最高を記録した。海外既存子会社の業績好調に加えて新規連結したKadence International Business Research Pte.Ltd.(以下、Kadence)と(株)リサーチ・アンド・ディベロプメント(以下、R&D)がプラス要因として働いたことが主要因。

2015年12月期の会社予想は期初計画(売上高14,733百万円、営業利益945百万円)のまま据え置かれた。成長を続けてきた国内リサーチ市場の伸びが鈍化していることから、同市場の動向をより精緻に見極めることが必要であると判断し、利益を保守的に精査したためだ。弊社では、2015年12月期の期初計画に対する進捗率が売上高48.1%(前年同期の期初計画比47.0%)、営業利益57.0%(同29.9%)となっていることなどを考慮すると、売上高はおおむね計画どおりだが、営業利益は上振れする可能性があると見ている。

同社は事業領域と事業エリアの積極的な拡大を行い、アジアNo.1へ向けた土台づくりを加速するという中期経営計画(2015年12月期?2017年12月期)を昨年11月に公表した。8月21日には今年2月に子会社化したR&Dの影響を加味し目標数値(2017年12月期目標:売上高15,725百万円、営業利益1,440百万円)を上方修正(同:売上高17,985百万円、営業利益1,545百万円)した。7月にグループ内の重複した組織を集約する組織変更を実施したことに加えて、9月に未進出であったタイに拠点を設置するなど、アジアNo.1に向けた土台づくりが着実に進んでいる。弊社では足元の業績推移を見守る一方で、同社が中期経営計画で打ち出している成長戦略の進展、その具体化の動きについて注目している。

■Check Point
・2015年12月期第2四半期累計業績は、売上高、利益ともに過去最高を記録
・中期経営計画を上方修正。成長ペースを持続、さらに加速へ
・M&Aのシナジー効果の顕在化により成長ペースが加速

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《HN》

 提供:フィスコ

日経平均