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3674 オークファン

東証G
441円
前日比
+5
+1.15%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.8 1.02 66.18
時価総額 47.7億円

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オークファン Research Memo(7):「NEWパラダイム2017」から「DASH!2019」へ


■中期経営戦略

オークファン<3674>は、NETSEAの子会社化によりBtoBマーケットプレイス市場へ本格的な参入を果たしたことを受けて2014年に発表した中期経営計画「NEWパラダイム2017」(2017年9月期目標:売上高30億円、経常利益8億円)をロールオーバー。保有データを軸にメディア事業、ソリューション事業、マーケットプレイス事業の3つの事業の相乗効果を生み出すという新たな成長モデルを打ち出し、2018年9月期に売上高40億円、経常利益12億円を達成することを目標として掲げ、事業展開を行ってきた。

同社では、今年1月のリバリューの子会社化に続き、4月にはスマートソーシングの子会社化を行ったことで、メディア事業、ソリューション事業、マーケットプレイス事業の3つの事業基盤が整い、第3四半期以降、エターメントとスマートソーシングの合併を含めたグループ再編を行うことにより、グループのパワーアップを図る戦略。加えて、2016年9月期業績予想の上方修正により、売上高は2018年9月期目標の達成が1年前倒しで視野に入ってきた。このため、これらを踏まえて同社グループの方向性、経営目標を新たな中期経営計画「Dash!2019」として策定し、公表することを明らかにした。また、これまで目標とする利益の指標を経常利益としてきたが、インキュベーション事業※の展開により株式売却益が恒常的に発生する構造となってきたことから、親会社株主に帰属する当期純利益を新たに目標に追加する予定。

※出資、買収に関しては、1)上場か売却によるキャピタルゲインを期待できる企業、2)同社の事業とシナジーを見込める企業、に対して、1)の場合は10~30百万円、2)の場合は100%出資するという方針を定めている。

なお、2017年9月期以降については、メディア事業、ソリューション事業、マーケットプレイス事業の3つの事業の相乗効果を生み出すという成長モデルに基づいたセグメントによる開示へ変更を行う予定。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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