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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3665 エニグモ

東証P
337円
前日比
-3
-0.88%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.28 107
時価総額 144億円
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エニグモ Research Memo(4):ネット社会の進展により、個人が主役となる時代をイメージしたアイデアが原点


■会社概要

3. 沿革
エニグモ<3665>は、2004年2月にショッピング・コミュニティサイトの運営を目的として、現代表取締役最高経営責任者の須田将啓(すだしょうけい)氏等によって東京都港区南青山にて設立された。ネットビジネスで起業したいと考えていた須田氏が、マーケティングを学ぶために博報堂<2433>に入社し、そこで創業メンバーと出会い、ネット社会の進展により個人が主役となる時代をイメージした「BUYMA」のアイデア(個人のセンスで発掘した商品を売買する仕組み)に共感し合ったことが創業の経緯となった。

2005年2月に、グローバル・ショッピング・コミュニティ「BuyMa」のサービスを開始し、現在の「BUYMA」事業の原型がスタートした。2006年3月には、資金調達とトラフィック強化を目的としてソニーコミュニケーションネットワーク(株)(現ソニーネットワークコミュニケーションズ(株))からの出資を受けた。

その後、ファッション分野の品ぞろえを強化したことにより、感度の高い女性に支持されたことや、ソーシャルメディアの普及などが追い風となり、「BUYMA」事業が軌道に乗り始めると、2010年11月には、ファッションを主軸とした現在のソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA」へサービスをリニューアルしたことで同社の成長が加速した。2012年7月に東証マザーズ市場へ上場を果たした。

海外展開については、2012年12月に米国Image Networkと資本・業務提携すると、2013年7月から「GLOBAL BUYMA」の前身となる「AVENUE・K」を試験的に開始。また、2013年6月にはエニグモコリアを設立し、2013年12月から「BUYMA KOREA」を展開している。ただ、米国Image Networkへの投資事業については、「GLOBAL BUYMA」(BUYMA運営チームからの選抜による運営)を正式リリースしたことに伴い、一定の役割(市場調査や実験的施策等)を終えたことから清算とし、2016年7月からは「GLOBAL BUYMA」の本格的なマーケティングを開始した。また、先行展開してきた「BUYMA KOREA」についても、「GLOBAL BUYMA」へ一本化する形で閉鎖しており、リソース集約による海外展開の加速を目指している。

また、2015年2月には、メディア事業の強化や「BUYMA」との連携による新たな価値創出を目的としてロケットベンチャー(株)を買収した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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