【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家釈麗子:リリースにはヒントがたくさん!6月はVRに注目♪
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家釈麗子氏(ブログ「釈麗子の株ダイアリー」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2016年6月6日20時に執筆
みなさん、こんにちは。釈麗子です。
私のブログでは、リリースが出た銘柄について自分なりに思うこと、解釈を書いています。
リリースには秘密が隠されていることも多いのです。
例えば、ツイッターで「ゲーム株の出遅れでモブキャスト<3664>、Aiming<3911>、KLab<3656>」と書いたんですが、特にモブキャストについては5/12発表の決算説明資料にbilibili社とのゲームが「2Q中に詳細を発表予定」と出ていました。
このように、リリースには次につながるヒントがたくさん隠されているわけです。
そういうことで、私がこの6月中に、なにかしらリリースがあるのでは?と思う銘柄を選んでいます。けっこう自信ありです。
◎CRI・ミドルウェア<3698>(6/6終値3,600円)
VR(仮想現実)関連ですね。音声・映像に専門特化した製品ブランド「CRIWARE」を展開しています。
2016年9月期営業利益予想3.2億円は、スマホ向け新技術による売上拡大、新製品の受注獲得などが寄与して達成する見込みとのことです。
同社はさまざまなゲームにミドルウェアを提供しているわけですが、6月には、「プレステVR向け立体音響対応」などのリリースが続々と出そうです。
(これもリリースを読み解けばわかりますよ~)
6/14~6/16に米ロサンゼルスで世界最大のゲーム見本市があります。
ここで注目となってくるのはVRじゃないかと思っています。
株価は三角保ち合いを作っていますね。大まかに見ると、4,000円を越えるとまた上昇相場のスタートで、短期では5,000円まで。1カ月半~2カ月の保有で7,000円まで。
下値もわかりやすいはず。3,200円を終値で割れたらアウト。この場合は考え直しです。
それでも、これだけのリリースを控えていることを考えれば上にいく可能性が高く、人気がまた出てくる銘柄じゃないでしょうか。
◎シリコンスタジオ<3907>(6/6終値4,640円)
CRI・ミドルウェア同様に、同社もミドルウェアを作っています。
6月に、スマホゲームに対応した次世代ゲームエンジン「Xenko」のリリースが控えています。
スマホゲームで今後3Dゲームが普及することは、ミドルウェアメーカーにとっては追い風。
プレステ4は過去最高の普及速度、そしてプレステVRやニンテンドーNXなどのハードウェアも今後登場と同社にとって市場拡大余地は大きいです。
これは今年1月に開示された説明資料なんですが、やっと今機が熟した、時がやってきた、という感じではないでしょうか。
株価は、これも長いトレンドでの三角保ち合いを作っていますね。4,900円-5,000円を超えると短期で6,000円、2カ月で8,000円までイメージしています。
下値は4,100円、終値で割れたら考え直しです!
どちらも、今までのリリースにヒントが隠されてあり、6月にリリースが出る可能性が読み取れます。
それと、6月は22日~24日に3D&バーチャル リアリティ展があります。6/29~7/1には先端コンテンツ技術展もあります。
VR関連株にとってはイベントづくし。上がるなら6月じゃないでしょうか。
2銘柄とも下値もわかりやすいですし、乗りやすいと思います。
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執筆者名:釈麗子
ブログ名:釈麗子の株ダイアリー
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