信用
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3663 セルシス

東証S
865円
前日比
+16
+1.88%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
37.7 4.31 2.31 624
時価総額 314億円
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<動意株・26日>(大引け)=アートSHD、ホソカワミクロン、BBTなど

 アートスパークホールディングス<3663>=急騰。ZMP(東京都文京区)が25日、昨年11月に判明した顧客情報の一部が流出した件について、再発防止策を実施したと発表。これを受けて再上場への思惑からZMPに出資している同社やフューチャーベンチャーキャピタル<8462>に買いが入っているようだ。ZMPは、昨年12月19日に東証マザーズ市場に上場を予定していたが、顧客情報の流出を理由に延期していた。ZMPによると、ダイレクトメール送信システムを新システムに移行したほか、谷口恒社長を責任者、西村明浩取締役を実行責任者とした情報セキュリティ委員会を設置し、各種システムのセキュリティ強化や運用体制の見直しを行ったとしている。

 ホソカワミクロン<6277>=大幅高し、年初来高値を更新。同社は粉体製造装置の業界トップメーカーで、ナノレベルの高度な粉砕技術など他社の追随を許さない高度な技術力を有している。ここ世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に、国内外を問わず関連企業はリチウムイオン電池製造に絡む設備投資に積極的な取り組みをみせており、そのなか、同製造に使うネオジム、鉄、ボロンなどの磁性材料をジェットミルなどにより粉砕し製品化する同社は、今後の収益成長に期待が大きい。また、同社は9月決算企業できょうが権利取り最終売買日にあたることから、配当権利取り狙いの買いも上げ足を助長している。

 ビジネス・ブレークスルー<2464>=一時ストップ高。その後は利益確定売りに伸び悩んでいるが、430円近辺で売り物を吸収し8%前後の上昇を維持している。同社は遠隔マネジメント教育サービスを手掛け、幼児教育分野にも経営資源を注いでいる。安倍政権が打ち出す教育無償化で関連銘柄が動意しており、時価総額60億円前後と小型で値運びの軽い同社株にも物色の矛先が向いている。

 菱電商事<8084>=大幅続伸し、年初来高値更新。同社は25日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を2248億円から2275億円(前期比3.8%増)へ、営業利益を33億円から36億円(同31.9%増)へ、純利益を21億円から25億円(同80.1%増)へ上方修正したことが好感されている。顧客ニーズに基づく積極的な提案活動の取り組みにより、売上高が予想を上回って推移していることに加えて、販管費の抑制などの施策を進めたことが奏功する見通し。また、為替が安定傾向にあることも寄与するとしている。

 あさひ<3333>=全般軟調相場のなか売り物をこなし堅調。同社は自転車小売り大手でスポーツ自転車や電動アシスト自転車など高単価商品が好調で収益を牽引している。25日取引終了後に発表した18年2月期第2四半期累計(2月21日~8月20日)の単独決算は売上高が318億4300万円(前年同期比6.6%増)と増収を確保し、営業利益は39億5800万円(同16.8%増)と2ケタ伸長をみせるなど好調だった。業績予想は従来見通しを据え置いているが、通期営業利益36億円(前期比6.3%増)予想を上期時点で超過している。これを好感する買いが優勢となった。

 ニューテック<6734>=ストップ高。同社は25日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、営業利益が3300万円から7200万円へ、純利益が1400万円から4600万円へ上振れたようだと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。売上高は従来予想の11億9900万円に対して11億8100万円で着地とほぼ計画通りに推移したが、販管費の削減効果で利益を押し上げたとしている。なお、前期は連結決算を行っていないため比較はない。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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