信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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3663 セルシス

東証S
826円
前日比
-39
-4.51%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
36.0 4.12 2.42 624
時価総額 300億円
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【杉村富生の短期相場観測】 ─ 最良の景気対策は消費税引き上げの凍結!


最良の景気対策は消費税引き上げの凍結!

●7月10日の選挙を控え、何でもありの施策を断行!

 政府は7月10日の参院選挙(衆参同日選の可能性が濃厚)に向け、何でもありの景気対策を打ち出すだろう。4月(27~28日に日銀金融政策決定会合)には日銀が呼応、追加の金融緩和を断行する。

 しかし、これでは3月決算期末に間に合わない。補正予算(5兆円規模)は4月以降になろう。さあ、どうするか。

 筆者は景気対策の“切り札”は消費税の引き上げ(2017年4月に8%→10%を予定)凍結と考えている。この効果は大きい。日経平均株価は急騰するだろう。

 安倍首相は1~2週間のうち(今月中)に凍結の意志表明に踏み切ると思う。これによって、株高→円安になって、GPIF(139兆円の運用資産の4割が外貨建て資産→円高では巨額の評価損が発生する)を救済できる。

●いずれホームに“発車のベル”が鳴り響く!

 とはいえ、足元の相場はいまひとつはっきりせず、方向感が定まらない。日経平均は安値形成→反発後の中段保ち合い(テクニカル的にプラットホームと称する)となっている。ただ、いずれホームに“発車のベル”が鳴り響くだろう。そう、“上放れ”である。

 物色面では引き続いて、テーマ性を有する“小物”にマトを絞った投資作戦が有効だろう。主軸株は基本的に、突っ込み買いの吹き値売り方針で対応すべきと思う。

 テーマとしてはこれまで同様、バイオ創薬、VR・AR、自動運転、5G、遠隔診療、フィンテック&ブロックチェーン、民泊、仮想通貨、人工知能などがメーンとなろう。このテーマが交互に買われる。

 株価に動きが出てきたのは自動運転(ZMP)関連のアイサンテク <4667> [JQ]、アートSHD <3663> [東証2]である。ZMPと提携しているネクスG <6634> [JQ]は抜群に強い。ネクスGにはフィンテック&ブロックチェーン、仮想通貨関連の切り口がある。

 フィンテック&ブロックチェーン関連のさくらネット <3778> 、インフォテリ <3853> [東証M]は休養十分、反発の動きを鮮明にしている。

2016年3月17日 記


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