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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3661 エムアップ

東証P
1,029円
前日比
-18
-1.72%
PTS
1,029.1円
14:36 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.7 5.86 1.17 16.28
時価総額 376億円
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決算発表予定日

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エムアップ Research Memo(9):「乃木坂46」とのコラボレーション公式アプリに大きな注目


■今後の見通し

エムアップ<3661>の2018年3月期の業績予想は、売上高を前期比13.8%減の3,200百万円、営業利益を同10.3%増の470百万円、経常利益を同0.6%増の470百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を横ばいの310百万円と見込んでいる。

減収予想となっているのは、IFRSへの移行に伴う影響(売上計上基準の変更によるマイナス要因)を反映する一方、新規サイト及び子会社を通じた新事業による業績寄与(プラス要因)については、不確定な要素が含まれていることから織り込んでいないことが理由である。したがって、保守的な前提となっており、同社は新事業の立ち上がりの状況等を踏まえ適宜見直しを行う方針としている。

損益面では、ファンメールサービスの拡大などによる収益性(単価)の向上のほか、子会社立ち上げに伴う費用の解消(黒字化)などにより営業増益を確保する見通しである。

弊社では、会社予想は保守的な前提となっていることから、アップサイドの可能性を探る展開を予想している。特に、「乃木坂46」とのコラボレーション公式アプリは事前登録者が想定を超える規模に拡大しており、そこからどの程度のマネタイズ(収益化)が実現してくるのかによって、業績に大きなインパクトを及ぼす可能性がある。仮に、事前登録者20万人全員が月額300円の課金サービスを利用することになれば、年間で720百万円の売上貢献(通年寄与は2019年3月期から)ということになる。また、2017年4月より開始した動画配信サービスへの展開にも注目している。VRやARなど新しい技術の導入を含め、同社ならではの進化に期待したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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