ブレインパッドが安値更新し値下がり率トップ、１６年６月期大幅営業減益見通し

　ブレインパッド<3655>が大幅続落して年初来安値を更新し、１０時４５分現在で東証１部の値下がり率トップとなっている。１３日の取引終了後に発表した１６年６月期の連結業績予想が、売上高３０億円（前期比１０．６％増）、営業利益５０００万円（同６６．５％減）、純利益５００万円（前期１７００万円の赤字）と大幅営業減益見通しであることが嫌気されている。今期をストック型ビジネスへの転換を図り、１７年６月期以降の成長の基盤となるサービスモデルを開発する１年と位置づけており、上期を中心に人員増による費用負担が先行することが利益を圧迫するという。
　なお、１５年６月期連結決算は売上高２７億１２００万円（前の期比６．７％増）、営業利益１億４９００万円（同１７．３％減）、最終損益１７００万円の赤字（前の期６６００万円の黒字）だった。

ブレインパッドの株価は１０時５０分現在６７３円（▼１２１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）