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3633 GMOペパボ

東証S
1,337円
前日比
-38
-2.76%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.8 3.90 2.99
時価総額 73.1億円
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GMOペパボ<3633>---ストック型ビジネスと積極投資中の「minne」で、2次曲線での成長を狙う


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』9月8日放送において、GMOペパボ<3633>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチアナリスト 飯村 真由)

Q、どういった会社でしょうか?

GMOインターネット<9449>グループで個人向けインターネット関連サービスを提供している企業です。レンタルサーバーの「ロリポップ!」・ドメイン取得サービスの「ムームードメイン」などのホスティング事業が主軸で、ネットショップのEC支援事業、ブログ作成などのコミュニティ事業を展開している他、昨年からは個性溢れるハンドメイド作品と出会えるCtoCオンラインマーケット「minne(ミンネ)」を中心としたハンドメイド事業に注力しています。

Q、「minne」について詳しく教えてください。

「minne」は手作りのアクセサリー・バッグ・雑貨などの作品を販売するCtoCのサービスで、作家数27.5万人超・作品数380万点超(ともに9月7日時点)と、ハンドメイド市場において国内No.1の規模を誇っています。
売上の10%がGMOペパボの手数料収入となる仕組みです。
スマートフォンアプリのダウンロード数は629万DLを突破、最も重要なKPIである流通額は53.9億円を突破(ともに8月末時点)しました。
2016年12月末に流通額100億円の大台到達が目標です。

Q、業績については、いかがでしょうか?

ホスティング事業やEC事業といったストック型ビジネスが堅調に推移しており、売上高は四半期ベースで右肩上がりに成長しています。今期16年12月期の売上高は前期比20.2%増の68.50億円を見込んでいます。一方、利益面は、「minne」に積極的な投資を行っているため、前期は営業赤字を選択しましたが、今期に投資をしながら拡大を図り、来期以降に利益を計上できる予定です。競合が動いてきた場合などは追加投資の可能性もゼロではないようですが、今期トントン予定、来期17年12月期に黒字化を計画しています。

Q、今後の注目ポイントはどこでしょうか?

「minne」はWEB広告を中心にプロモーションを展開しているのですが、第2四半期(4-6月)はテレビCMを行わず広告宣伝費を抑えたため四半期ベースでの黒字化に成功しています。年末に向けてはプロモーションを強化する計画となっていますので、四半期ベースでの黒字体質が定着したと判断するのは時期尚早といえますが、今後の業績の変化と「minne」の成長性に注目しています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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