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電算システム Research Memo(4):2つの事業セグメントがいずれも期初計画を上回る増収増益を達成


■業績の動向

1. 2017年12月期第2四半期決算の概要
電算システム<3630>の2017年12月期第2四半期決算は、売上高16,315百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益628百万円(同53.3%増)、経常利益654百万円(同51.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益416百万円(同44.8%増)と、大幅増収増益で着地した。

同社は2017年7月26日付で第2四半期の業績予想を上方修正しており、その線での着地となった。修正前の期初予想との対比では、売上高は予想を2.1%(328百万円)上回った。この分はその約50%が利益として残ったため、営業利益以下は30%超~50%超と大幅に上振れた。通期予想に対する進捗率も、各利益項目は50%を大きく超え、親会社株主に帰属する当期純利益は61.6%に達した。

情報サービスセグメントは売上高8,196百万円(前年同期比11.3%増)、営業利益316百万円(同198.4%増)と、増収かつ大幅増益となった。期初計画対比でも、売上高は2.7%、営業利益は73.0%、それぞれ期初計画を上回った。安定して受注が獲得できたことに加えてSI・ソフト開発において失敗案件がなかったことが大幅増益につながった。

収納代行サービスセグメントは売上高8,119百万円(前年同期比9.5%増)、営業利益330百万円(同7.7%増)となった。期初計画との比較では、売上高が1.4%、営業利益が28.5%、それぞれ期初計画を上回った。収益代行の業績は例年、ほぼ計画どおりに安定的に推移しているが、2017年12月期第2四半期において計画を大きく上回ったのは、海外事業での費用が計画を下回ったことによる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《MW》

 提供:フィスコ

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