信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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3625 テックファム

東証G
577円
前日比
+2
+0.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
37.2 1.93 0.87
時価総額 43.4億円
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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファストリ、日立製、巴川製紙など


Jフロント<3086>:1429円(前日比+80円)
大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は190億円で前年同期比12.5%減益、従来予想の218億円を下回る着地となった。また、通期予想は従来の500億円から450億円に下方修正。ただ、通期の下方修正数値はほぼ市場予想線上でネガティブインパクトは限定的。信用倍率は0.5倍台であり、悪材料出尽し感からの買戻しが優勢となる格好に。

東レ<3402>:937.8円(前日比-37.2円)
大幅反落。上半期営業利益は750億円前後と前年同期比横ばいの水準にとどまったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は780億円であったが、円高や世界的な景気の停滞が響く格好になった。市場予想は800億円前後で会社計画比上振れが期待されていたため、ネガティブなインパクトにつながっているもようだ。

巴川製紙<3878>:283円(買い気配)
ストップ高買い気配。金属と紙の機能を併せ持つ銅繊維シートを開発と発表している。銅素材100%のシートで、銅の導電性、放熱性と紙のような柔軟性、クッション性という特性を両立させたもの。IoTシーンを支える電子・電気機器製品などの設計・構造の変革につながる材料として、会社側では期待しているようだ。

日立製<6501>:496.6円(前日比+24.2円)
大幅続伸。グループの工具事業と半導体製造装置事業を売却することで調整に入ったと報じられている。売却総額は1000億円超になる見通しとされている。グループ再編を積極的に進めている企業と位置づけられているなか、一段の選択と集中を進めることをポジティブに評価。戦略に沿った再編の動きとも捉えられている。なお、前日も一部で日立国際の売却報道が伝わり買い優勢となっていた。

ファストリ<9983>:34080円(前日比+590円)
買い先行。前日に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比3.4%減、2ヶ月連続での前年割れとなる。ただ、天候不順などの影響で、他の衣料品各社も9月は厳しい状況となっており、懸念されたほどの落ち込みではない印象。また、JPモルガン証券では投資判断を「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も40000円に引き上げ。業績はV字回復の可能性が高いと指摘。

放電精密<6469>:956円(前日比+57円)
大幅続伸で高値更新。前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は79百万円となり、従来予想58百万円を上回る着地に。前年同期は赤字であった。第1四半期は前年比で赤字幅が拡大していただけに、足元での収益モメンタムの改善が認識される格好にも。金型の好調や生産性向上・経費削減が奏効する形になったようだ。

テックファーム<3625>:2354円(前日比-220円)
大幅続落。第三者割当による新株予約権の発行を発表、将来的な希薄化を懸念して、利食い売りが誘われる形にもなっているようだ。潜在株式数は100万株、当初行使価格は2640円となっている。最大増加株式数は発行済み株式数の14.92%にあたるようだ。なお、調達資金の使途は、事業拡大や新事業サービス開始に向けた投資、社債の償還、EBEの株式取得の対価の残額支払いなどとしている。

コスモ・バイオ<3386>:1491円(前日比-169円)
大幅反落。ノーベル賞生理学・医学賞の日本人受賞を受け、「オートファジー」関連として昨日はストップ高と急騰。ただ、本日は市場も冷静となり、実際の業績インパクトは不透明との見方から、戻り売りが優勢となってきている。同様に昨日ストップ高の医学生物なども同様の展開に。ノーベル物理学賞では日本人の受賞がなく、盛り上がりも沈静化へ。

《KS》

 提供:フィスコ

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