ほぼ日が大幅反落、２０年８月期業績予想を下方修正

　ほぼ日<3560>が大幅反落している。９日の取引終了後、２０年８月期の連結業績予想について、売上高を６０億円から５１億円（前期比６．７％減）へ、営業利益を７億円から７０００万円（同８９．１％減）へ、純利益を４億５０００万円から１億２０００万円（同７２．８％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　新型コロナウイルス感染症の拡大により、インターネット通販「ほぼ日ストア」で、消費者心理の冷え込みが起因と見られる売り上げの減少が発生していることに加えて、都内に３カ所ある直営店舗で外出自粛にともなう来客数の減少がみられることが要因という。また、３月と６月に開催を予定していた大規模イベントの延期を決定したことや、その他直営店舗で行っているトークイベントや展示会などの中止や延期が８月ごろまで続くことを想定したという。

　同時に発表した第２四半期累計（１９年９月～２０年２月）決算は、売上高３１億８１００万円（前年同期比８．２％減）、営業利益２億１９００万円（同７３．５％減）、純利益１億５０００万円（同７４．０％減）だった。

出所：MINKABU PRESS

最終更新日：2020年04月10日 13時15分