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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンクG、ソニー、野村HDなど


ソフトバンクグ<9984>:5483円(前日比+117円)
反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3192億円で前年同期比横ばい、純利益はアリババ株の売却益計上などから2541億円で同19%増益となっている。決算数値は市場予想線であるが、国内通信事業の安定成長が安心感につながっているほか、内外通信事業のフリーキャッシュフローが大幅に拡大していることなども評価材料とされている。野村証券では、スプリントはもはや株価の懸念材料でないと指摘。

ソニー<6758>:3220円(前日比+28円)
買い優勢。電池事業を村田製作所に売却すると発表している。リチウムイオン電池を世界で初めて実用化したが、価格競争などで赤字が続いていたもよう。売却額は400億円を下回る見通しで売却損が発生する可能性もあるが、将来的な業績悪化リスクの低下、事業の選択と集中につながることなどを評価する動きが先行のようだ。

富士通<6702>:426.3円(前日比+26円)
大幅反発。昨日発表した第1四半期決算では、営業損益は112億円の赤字、前年同期比161億円の損益改善となった。会社計画線での着地となり、市場コンセンサスは上振れたと見られる。CLSA証券では、テクノロジーソリューションセグメントのマージン改善を評価として、投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に格上げしている。目標株価は475円のようだ。

新日鐵住金<5401>:1940.5円(前日比-87.5円)
大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、経常損益は120億円の赤字となった。通期計画は1300億円の黒字とあらたに発表している。一昨日の観測報道では、第1四半期はトントン、通期は1800億円前後とされていた。観測報道数値は市場コンセンサスをやや上ぶれていたが、今回の数値はそれぞれ下回る格好に。事業環境の厳しさが再度認識される。

野村HD<8604>:446.9円(前日比+30円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、純利益は468億円で前年同期比32%減益、前四半期は192億円の赤字であり、急回復する格好になっている。市場予想も300億円程度上回っている。ホールセール部門がけん引したもよう。また、発行済み株数の2.6%に当たる1億株を上限とした自社株買いを発表している。JPモルガンでは、短期的には大和証券より株価モメンタムが改善するとして、投資判断を「ニュートラル」に格上げ。

エナリス<6079>:282円(前日比-80円)
ストップ安。同社株式が7月29日付で東証より監理銘柄(審査中)に指定されている。同社は過去の不適切な会計処理により、15年1月29日付で特設注意市場銘柄に指定された。今年7月29日をもって当該指定から1年6ヶ月が経過することとなり、同社は7月29日付で東証に内部管理体制確認書を再度提出する予定となっている。内部管理体制等について改善がなされなかったと認められた場合には上場廃止が決定される。

フリークアウト<6094>:6800円(前日比+760円)
大幅続伸。16年9月期業績予想を修正している。純利益見通しは従来の1.97億円から3.50億円(前期は0.65億円)へと引き上げた。同時に発表した15年10月-16年6月期(第3四半期累計)決算は、純利益が前年同期比6.1倍の2.97億円だった。持分法適用会社のM.T.Burnが四半期純利益を計上したことにより、1.00億円を持分法投資利益として計上した。また、8月31日を基準日として1株につき2株の割合で株式分割を実施する。

BEENOS<3328>:1804円(前日比+91円)
大幅に3日続伸。東証より同社の連結子会社であるデファクトスタンダード<3545>のマザーズ市場への新規上場が承認されたと発表している。同社はデファクトスタンダードの株式260万7500株(所有割合80.3%)を保有しているが、上場に際し同社保有株式の売出しの予定はない。デファクトスタンダードはブランド・ファッションに特化した自社運営サイト「ブランディア」及び他社提携のECサイトを通じた宅配買取、販売を行っている。

《KS》

 提供:フィスコ

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