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3479 ティーケーピー

東証G
1,470円
前日比
-69
-4.48%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.1 1.55 13.63
時価総額 623億円
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ティーケーピー---ラジオNIKKEIマーケットプレス3月1日放送


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』3月1日放送において、ティーケーピー<3479>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは証券コード<3479>東証マザーズ上場のティーケーピーです。

ティーケーピーは、貸会議室ビジネスを起点とした「空間再生流通事業」を展開しています。不動産オーナーから遊休不動産等を大口で仕入れ、会議室や宴会場などに「空間」を「再生」し、それを法人に小口で販売・シェアリングを行う独自のビジネスモデルに特徴があります。貸会議室は目的や予算に応じて5つのグレードに分かれますが、直近の会議室数は合計1,829室に上り、全国の主要都市に幅広く展開しています。また、年間利用企業数は約22,500社を誇り、8割の高いリピート率により安定収益基盤を形成するとともに、今後の事業展開の可能性を広げる重要な資産となっています。2017年9月には 株式会社メジャースの子会社化によりイベントプロデュース事業へ本格参入しました。2017年11月には大塚家具との業務・資本提携を締結しました。

2018年2月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年の同期間と比べて29.0%増の213億100万円、営業利益が前年の同期間と比べて17.0%増の30億4,200万円と順調に拡大し、売上高、利益ともに第3四半期累計ベースで過去最高を更新しました。上位3グレードを軸とした拠点数やホテル事業の拡大に加えて、宿泊や料飲等の周辺サービスの取り込みによる付加価値の向上が増収に寄与しました。また、メジャースの連結効果も上乗せ要因となっています。利益面では、単価向上や稼働率の高まりにより原価率が改善した一方、今後の事業拡大に向けた人員増強を前倒しで行ったことから営業利益率が若干低下したものの、増収効果により営業増益を確保しました。総括すれば、ティーケーピーが目指す高付加価値化の進展等により、先行費用をこなしながら第3四半期累計ベースで過去最高益を更新したものと評価できます。

2018年2月期の連結業績予想についてティーケーピーは、2018年1月24日付で期初予想を上方修正しており、売上高が前の期と比べて29.1%増の283億8,000万円、営業利益が前の期と比べて22.6%増の33億200万円を見込んでいます。

ティーケーピーは、2018年1月24日に2021年2月期を最終年度とする中期経営計画を発表しました。注力分野はホテル事業であり、宿泊研修市場の確立によって成長を加速する戦略です。2021年2月期の目標として、売上高458億5,800万円、営業利益67億200万円を掲げています。また、これまで貸会議室・宴会場事業を中核として「空間再生事業」及び「料飲や宿泊、イベントプロデュースなどのその周辺事業」を蜘蛛の巣状に展開してきましたが、今後はさらに資金力や集客力を基盤とした「事業再生」へと事業領域を拡充する方向性を描いています。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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