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3474 G-FACTORY

東証G
455円
前日比
+2
+0.44%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.77 2,194
時価総額 30.9億円
決算発表予定日

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G-FACTORY---外食産業向け経営サポート事業が中期的に伸長へ


G-FACTORY<3474>の事業内容は、1)外食産業を中心とする店舗型サービス業の物件取得や内装設備の導入サポートなどを中心とした出退店支援を行う経営サポート事業、2)ファストフードとしての鰻料理を提供する「名代 宇奈とと」を展開する飲食事業の2つのセグメントからなる。飲食事業は、外食産業を主要顧客とする経営サポート事業の情報収集を主目的として運営している。外食産業における旺盛な出退店ニーズにより経営サポート事業は継続増収を達成しており、2016年12月期までの直近4事業年度の年平均成長率は24.1%を達成している。

同社は2017年12月度を初年度に2019年12月度を最終年度とする中期経営計画を発表している。同計画の数値目標は、売上高が38.07億円、営業利益が6.82億円である。牽引役は経営サポート事業である。外食産業の出店目安である商業施設賃料相場は、新築ビルの供給増加により軟調傾向と追い風となっていることや国内顧客対象エリアの拡大を推進することで達成する方針である。

業績は好調に推移している。2016年12月期連結業績は、売上高が前期比22.9%増の25.79億円、営業利益が同62.4%増の4.47億円、経常利益が同60.1%増の4.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同62.5%増の2.90億円となった。売上面では上場により調達した資金力を背景に経営サポート事業、特に内装設備サポートの拡大が可能となり、順調な売上伸長となった。
同社の2017年12月期連結業績予想は、売上高が前期比17.0%増の30.19億円、営業利益が同11.9%増の5.00億円、経常利益が同13.7%増の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.9%増の3.45億円を見込んでいる。引き続き外食産業の旺盛な出退店需要を背景に経営サポート事業の順調な拡大が見込まれるためである。

5月11日に発表した2017年12月期第1四半期連結業績は、売上高が6.79億円、営業損失が0.01億円、経常損失が0.07億円、親会社株主に帰属する四半期損失が0.31億円となった(同社は昨年9月上場のため前期第1四半期業績は非公表)。損失計上となったのは、先月28日付で発表した取引先債権の取立不能または取引遅延の恐れにより、貸倒引当金0.81億円を販管費に計上したためである。

《NB》

 提供:フィスコ

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