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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3457 AndDo

東証P
1,236円
前日比
-18
-1.44%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.4 1.52 3.48 1.11
時価総額 246億円
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決算発表予定日

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ハウスドゥ<3457>---6月末にポイント制の株主優待と配当の権利取りが迫る業績絶好調な不動産銘柄


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』6月16日放送において、ハウスドゥ<3457>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチアナリスト 飯村 真由)

Q、どういった会社でしょうか。
不動産売買仲介のフランチャイズ事業を展開している企業で、2015年3月に東証マザーズ上場を果たしました。上場効果により契約数が順調に増加しており国内371店舗(5月末時点)まで拡大しています。他社物件も含め情報はすべて開示し「エリア内でNo.1を目指す」のがハウスドゥ流で、囲い込み問題の改善など業界を変えることが安藤社長の目標です。

Q、特徴的なサービスを行っているようですね。
ハウスドゥが住宅を買い取り、売主とリース(賃貸)契約を結ぶ「ハウス・リースバック」が好調です。自宅を売却した後も愛着のある家に住み続けられる嬉しいサービスであるため大きな反響となっており、保有件数は262件(5月末時点)まで増加しています。また、2015年8月からは個人事業主や中小企業の資金作りを支援する「アセット・リースバック」をスタートさせました。さらに、今年4月からは空部屋・空地・空家を所有する個人や収益物件所有者を対象に、資産の有効活用を支援するサービスとして「空部屋Do!」を開始させた他、民泊の活用に向けてイー・旅ネット・ドット・コムと業務提携の検討開始などを受けて、民泊関連銘柄の一角として投資家の関心を集めました。

Q、業績についてはいかがでしょうか。
主力のフランチャイズ事業、成長事業のハウス・リースバック事業に加えて、不動産売買事業も好調に推移し、16年6月期第3四半期累計決算は売上高129.08億円(前年同期比16.6%増)、営業利益9.57億円(前年同期比102.4%増)と大幅な増収増益で着地しました。第3四半期時点で通期利益目標を達成し、今後も堅調な推移が予想されることから、通期業績予想を売上高で163.55億円から171.56億円(前期比17.7%増)、営業利益で9.24億円から12.66億円(前期比105.3%増)に上方修正しています。

Q、株主還元にも積極的な企業のようですね。
6月末が配当と株主優待の権利取りです。配当性向を今期から15%に引き上げ、期末配当を前期実績3.5円から9.5円に大幅増配予定です。今期から新設したポイント制の株主優待は、食品・電化製品・クオカード・ハウスドゥオリジナル商品等から好きなものを選択できるシステムで、社会貢献活動への寄付やギフト対応が可能な点も非常にユニークです。1pt=1円相当で、100株保有の場合は1500ptのポイントがもらえ、2年以上の長期保有で1.1倍のポイント(1650pt)が受け取れます。6月27日が配当と優待の権利付き最終日です。また、2月には株主数の増加を目的に立会外分売を実施しており、東証1部への市場変更も今後の注目点といえるでしょう。

《TN》

 提供:フィスコ

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