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3452 ビーロット

東証S
1,006円
前日比
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.6 1.32 8,510
時価総額 202億円
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LAホールデ
決算発表予定日

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ビーロット Research Memo(2):設立10年目の急成長不動産ベンチャー。海外投資家へもサービス拡充中!


■会社概要

1. 会社概要と沿革
ビーロット<3452>は、代表取締役社長の宮内誠(みやうちまこと)氏を始め不動産や金融に強いプロフェッショナル達が2008 年に設立した不動産投資分野でワンストップサービスを提供する新興企業である。

設立当初は、不動産仲介及び賃貸管理を主力に業績を重ね、3期目以降は、自社で投資した不動産の資産価値を高める不動産投資開発事業を成長ドライブに急成長した。

2014年12月には、リーマンショック後に設立された不動産会社では最短となる6年2ヶ月で東証マザーズ市場へスピード上場を果たした。富裕層に向けた1棟の投資用不動産をメインとしたコンサルティング等も行い、関東だけでなく北海道・関西・九州を含む全国でのサービス提供を行っている。上場後、信用力と資金調達力で成長を加速させ、2015年には、アセットマネジメント会社とシンガポール現地法人の100%子会社を設立。2016年12月期は、海外投資家への売却3件を完了させ、6期連続での増収増益を達成。2016年12月期、同社はこれまでの少数精鋭のプロ集団体制から、子会社を含めて総勢130名超のグループ企業となり、更なる成長のステージに突入した。

2. 事業内容
成長ドライブの不動産投資開発事業は、売上高の85.8%、営業利益の55.2%を構成する。1棟オフィスビルやマンション等に投資をしてバリューアップして売却する「不動産再生型」と、土地を取得して新築の建物を建築する「不動産開発型」の2つのタイプがある。取り扱う不動産は毎年大型化しており、出口(売却先)として、リートや海外の投資家が近年増加した。不動産コンサルティング事業は仲介業務がメインであり、相続対策としての資産入れ替え相談などの士業や金融機関からの「紹介」で新規顧客を増やしている。業績としては全社売上高の6.6% ではあるが、フィービジネスのため営業利益では19.3%を稼ぐ。M&Aを行ったライフステージの業績は2016年12月期第3四半期から連結しており、2017年12月期から寄与する見込み。不動産マネジメント事業は、売却先の富裕層や投資家から不動産の賃貸管理業務受託、自社で所有する賃貸用不動産の賃貸、アセットマネジメントを行う。売上高の7.5%に対し営業利益の25.6%と利益への寄与が高い。2016年9月からはミサワホームとの共同出資で組成した不動産ファンドからもアセットマネジメント業務を受託している。富裕層を長期継続サポートし信頼を得るストックビジネスであり、不可欠な事業と言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《NB》

 提供:フィスコ

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