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3452 ビーロット

東証S
1,006円
前日比
-6
-0.59%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.6 1.32 8,510
時価総額 202億円
比較される銘柄
イントランス, 
サムティ, 
LAホールデ
決算発表予定日

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ビーロット Research Memo(4):国内外の富裕層にワンストップサービスを提供


■会社概要

(3)強み

強みの1つは、事業用不動産に係る「専門性」で国内外の富裕層をがっちり確保していることである。顧客は国内だけでなく、香港やシンガポールなどアジア投資家も多く、日本の収益不動産を英語でアテンドするようなシーンが急増しているという。もちろん金融機関や士業などの専門家のネットワークもそろえ、自社商品を販売した後は管理を受託し、長期永続的に顧客の資産運用サポートを行う。複数回取引する顧客が多く、新規開拓は既存顧客や士業ネットワークからの口コミ・紹介がほとんどという点からもビーロット<3452>のサービス力・コンサルティング力を垣間見ることができる。

また、独自の「企画力」で開発・再生する収益不動産も強みの1つである。一例として、2015 年東京・築地でオフィスビルをホテルにコンバージョンし、「ファーストキャビン築地」として不動産再生を実施、海外投資家に売却したのは記憶に新しい。今期は、東京・豊島区でマンション内の区分オフィスを保育所にコンバージョンするプロジェクトを手掛け、海外富裕層への売却、管理を受託した。ホテル・保育所などの他社に先駆けて行う不動産再生は、行政や一般消費者などの関係者も多く難易度の高い案件であるが、企画を実現するなかで洗練されたノウハウが生まれ独自の強みにつながっている。また、ホテル・保育所は社会的な背景からの需要ニーズも高く、地域社会への貢献度も高い。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《SF》

 提供:フィスコ

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