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3452 ビーロット

東証S
1,006円
前日比
-6
-0.59%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.6 1.32 8,510
時価総額 202億円
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決算発表予定日

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ビーロット<3452>---不動産のプロ集団による不動産投資・開発を主力とする新興企業


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月26日放送において、ビーロット<3452>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


Q.概要からご説明ください。

ビーロットは代表取締役社長の宮内誠(みやうちまこと) 氏をはじめ、不動産業界に長く従事してきたプロ集団が2008年に設立した不動産投資・開発の新興企業です。
設立当初は、不動産仲介及び賃貸管理が主力でしたが、資金調達力が強化されるにつれて不動産投資・開発の割合を増やしてきました。

オフィスやマンションが主体ではありますが、ホテルや介護施設などにも積極的に取り組んでいます。2014年12月には、創業から6 年2 ヶ月で東証マザーズへのスピード上場を果たし、財務基盤が強化された中で成長を加速させています。2015 年に連結子会社となるアセットマネジメント会社とシンガポール現地法人を設立しました。


Q.事業の詳細についてもお願いします。

ビーロットの事業の柱は不動産投資開発事業であり、売上高の88.3%、営業利益の71.1% を構成しています。
オフィスビルやマンションに投資をしてバリューアップをして売却する再生型と、土地を取得して新築の建物を建築する開発型の2つのタイプがあり、近年は、資金調達力が増し、さらにそのシェアを高めています。

不動産コンサルティング事業は、不動産仲介業務をメインとし、創業当初から富裕層や投資家へのサービスの一環として行ってきた業務です。相続の相談がきっかけになるケースが増加しており、全社売上高の2.5%、営業利益の4.9%に当たります。

不動産マネジメント事業は、売上高の9.2%、営業利益の24%と寄与度は高く、売却後の不動産などの管理業務や賃貸用不動産の賃貸業務を行っています。


Q.業績面はいかがですか?

55月13日に発表した、2016年12月期第1四半期決算は、売上高は前年同期比76.1%減の6.83億円、営業利益は前年同期比49.0%減の1.87億円の着地となりました。

通期については、売上高は前期比62.1%増の112.63億円、営業利益は21.8%増の9.74億円、経常利益は13.2%増の7.35億円、当期純利益は20.4%増の4.82億円とする期初予想を据え置いている。2桁増収・増益と、6 期連続の増収増益の見込みです。


Q.中期経営計画の重点施策に注目しているそうですね

ビーロットは、2016 年2 月12 日に中期経営計画を発表しました。2 年後の2017 年12 月期に、売上高は15 年12 月期比77.7% 増となる123.54億円、経常利益では67.9% 増の11億円を目指す計画です。
重点施策は5つを設定し、インバウンド施策の収益化、社外ネットワーク連携強化、財務基盤の強化、新卒・若年層の人材育成、コーポレート・ガバナンス体制の確立、となっています。

インバウンド需要に対応すべく、既に5 件の商品化が進んでおり、新宿のホテル(簡易宿所) 「IMANO TOKYO」は、3000 円台からのリーズナブルな宿泊価格が、外国人宿泊者に人気を博しています。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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