山王が大幅続落、中国経済減速で受注が大幅に縮小し第１四半期は赤字幅拡大

　山王<3441>が大幅続落。１４日の取引終了後に発表した第１四半期（８～１０月）連結決算で、売上高１６億６１００万円（前年同期比１２．４％減）、営業損益１億９２００万円の赤字（前年同期１６００万円の赤字）、最終損益２億９００万円の赤字（同２４００万円の赤字）と、赤字幅が拡大したことが嫌気されている。中国経済減速の影響を受けて中国向け既存製品の受注が大幅に減少しているほか、製品価格の下落継続などが業績を悪化させた。

　なお、１６年７月期通期業績予想は、売上高７８億円（前期比３．７％増）、営業利益１億円（前期４億５５００万円の赤字）、最終利益６０００万円（同１４億５２００万円の赤字）の従来予想を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）