SUMCOが連日の大幅高で新値街道、第3四半期営業利益66%減も足もとの収益改善を重視
SUMCO<3436>が連日の大幅高で新値街道、一時8.5%高の1238円まで上値を伸ばした。同社が10日取引終了後に発表した、16年12月期第3四半期累計(16年1~9月期)の連結決算は売上高1554億1600万円(前年同期比14.6%減)、営業利益85億9100万円(同66.3%減)、最終利益34億2300万円(同78.2%減)と大幅減収減益だった。しかし、業績低迷は株価に既に織り込まれており、マーケットの関心は四半期ベースでの直近7~9月期の動向で、4~6月期との比較で売り上げ減少が止まったことを評価する動きとなっている。
同社はシリコンウエハーで世界屈指の実力を持つ。ビッグデータ時代の到来に伴うデータセンター増設需要や、スマートフォン高機能化の進展、自動車の電装化の加速などで半導体は先行き旺盛な需要が見込まれており、つれて同社の収益環境も今後尻上がりに改善していくとの見方が株価を押し上げている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社はシリコンウエハーで世界屈指の実力を持つ。ビッグデータ時代の到来に伴うデータセンター増設需要や、スマートフォン高機能化の進展、自動車の電装化の加速などで半導体は先行き旺盛な需要が見込まれており、つれて同社の収益環境も今後尻上がりに改善していくとの見方が株価を押し上げている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)