貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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3436 SUMCO

東証P
2,381.5円
前日比
-19.0
-0.79%
PTS
2,385円
23:17 03/28
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.46 7.01
時価総額 8,339億円
比較される銘柄
信越化, 
東エレク, 
アドテスト

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本日の注目個別銘柄:日本通信、ミネベア、保土谷など


<4980> デクセリアルズ 1363 -105
軟調。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしている。目標株価も1850円から1500円に引き下げ。光学ソリューションや接合材料が伸び悩み、今期営業利益は会社計画を2割弱下回ると考えているようだ。上場間もない中での業績未達は市場で嫌気される公算と。

<6740> JDI 380 -31
下げきつい。アップルがiPhoneに有機ELを採用と伝わっていることが警戒材料視されている。有機ELの採用は一部で、液晶と平行して販売する案が有力とされているものの、将来的には販売数量の減少につながる可能性は高いとの見方。また、ソニー<6758>やパナソニック<6752>などと有機ELを手掛ける合弁会社を展開しているもの、先行している韓国メーカーとの技術格差は現状で大きいとの見方にも。

<1963> 日揮 2129 +96
買い優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も1800円から2600円に引き上げている。現在が受注の最悪期であり、今後は徐々に受注モメンタムが改善していくと見込んでいるもよう。今期の受注高は3419億円と予想しているが、来期は従来予想の5100億円から7100億円へと引き上げているようだ。

<4112> 保土谷 231 +50
急伸でストップ高。アップルの有機EL採用報道を受けて、有機EL関連の低位材料株として短期資金の関心が高まる展開になっている。同社は有機EL材料として、正孔輸送材料、電子輸送材料などを手掛けている。また、有機EL材料を手掛けている子会社のSFC社には、サムスンのベンチャー投資会社のSVIC社が出資しているなど、有機ELで先行するサムスン電子との関係の強さなども妙味に。

<6479> ミネベア 1324 -108
大幅安。アップルが「iPhone」に有機ELを採用すると伝わっている。今後、液晶から有機ELへの材料シフトが進むとの思惑なども高まる状況に。液晶材料を手掛ける銘柄には先行きへの警戒感が強まっているが、同社も液晶用のバックライトを手掛けており、先行き業績へのマイナスインパクトが警戒される形に。

<9424> 日本通信 370 +53
急伸。総務省では、MVNOが提供する「格安スマホ」について、音声定額サービスや割安な国際ローミングなど多彩なサービスを提供できるように検討に入ったと伝わっている。格安スマホの普及を促すことにつながるため、MVNOの先駆企業でもある同社などには、メリットの享受が期待される状況のようだ。

<4514> あすか製薬 1442 +131
大幅続伸。肝性脳症治療薬として来月申請予定の「リファミキシン」に関して、IBSなどへの適応拡大に向けた臨床試験を2016年度にも始める考えを明らかにしたと報じられている。主力製品への成長期待などを高める動きにも。また、本日には1億総活躍社会の実現に向けた緊急対策取りまとめが予定されているが、「希望出生率1.8の実現」に向けては不妊治療の支援拡充なども盛り込まれるとみられている。同社では来年をめどに不妊治療に使われるプロゲステロンの製造に参入する計画であり、関連銘柄としての関心も。

<3436> SUMCO 1294 -83
下げ目立つ。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げしている。目標株価も1300円から950円へと引き下げ。300ミリウエハの需給失調による価格低下から、16年度は減益見通しに見方を変更しているようだ。コンセンサス予想も大幅に切り下がっていくと考えているもよう。

<6103> オークマ 1081 +33
しっかり。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も900円から1400円に引き上げている。新たな補助金効果、欧米および中国の受注回復、スマホ投資回復などから、工業会ベースの月次受注高は足元の1000億円強から1400億円水準へ再加速すると考えているもよう。つれて、同社業績に関しても、来期は従来の減益予想から増益予想へ変更している。

<8057> 内田洋行 453 -6
売り優勢。前日に発表した第1四半期の決算内容が弱材料視される展開。営業利益は3.9億円で前年同期比39%減益となっている。第1四半期は不需要期であるものの、想定外の大幅減益にネガティブなインパクトが先行へ。公共関連事業における前期の大型案件の反動、人件費の増加などが背景となっているようだ。
《XH》

 提供:フィスコ

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