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2015年12月22日16時21分

サンコーテクノ Research Memo(1):16年3月期業績は踊り場、17年3月期から再び成長軌道へ回帰を予想


サンコーテクノ<3435>はコンクリート面に器具や設備を固定する際に使用される「あと施工アンカー」を中心とした建設用ファスニング製品メーカー。あと施工アンカーの市場で約40%の市場シェアを有するトップ企業だ。工事で使うドリルや各種電動油圧工具類の製造のほか、太陽光関連商材、各種測定器、電子基板なども手掛けている。

2016年3月期第2四半期は期初計画に対して売上高、利益ともに未達となり、前年同期比でも減収減益での着地となった。太陽光関連売上高が、同社の予想を大きく上回って減少したことが主たる要因だ。同社は太陽光関連の落ち込みを建設・土木向けで補うことを目指したものの、建設業界における人手不足により受注・建設の着工ペースが低下したため、マイナス影響を完全に吸収するには至らなかった。

2016年3月期の業績は一旦、踊り場入りすることになるわけだが、弊社ではこの点についてまったく悲観していない。理由は原因がはっきりしていることと、それらの要因が構造的なものではなく一時的な問題であると考えられることの2つだ。原因は前述のとおりだ。建設需要の遅れは、言うまでもなくタイミングの問題である。太陽光関連については、メガソーラー案件の潜在需要が依然として豊富にあるほか、制度変更の影響を受けない中小型案件は今後も安定的に増加するとみられることから、これも一時的な要因と考えられる。

2016年3月通期業績は、下方修正したことで一段の下方修正リスクは減退したと言えよう。カギとなるのは2017年3月期だが、弊社ではここでV字回復を達成する可能性は十分高いと考えている。主力製品の安定的な需要見通しに加えて、2016年3月期に大きく落ち込む太陽光関連の工事売上高が、2017年3月期には戻ってくる兆候が既に出ているためだ。業績が成長軌道を取り戻して来れば株主還元にも一段と弾みがついてくるだろう。

■Check Point
・第2四半期は太陽光関連の減速などで減収減益
・来期以降の収益V字回復と長期安定成長は十分可能
・株主還元の意識高く、「安定増配」を志向

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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