山岡家が急反発、2-10月期(3Q累計)経常が3.8倍増益で着地

　丸千代山岡家 <3399> [ＪＱ]が急反発。11日大引け後に発表した19年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)が前年同期比3.8倍の3億4300万円に急拡大して着地したことが買い材料視された。

　客数増加や前期に実施した値上げ効果で、既存店売上高が前年実績を上回ったことが寄与。食材ロス管理の徹底や店舗管理コストの効率化など販管費を抑制したことも大幅増益に貢献した。通期計画の4億2000万円に対する進捗率は81.7％に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

　併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の0.57％にあたる1万4000株(金額で2000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも入ったようだ。

株探ニュース