貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

3393 スタティアH

東証P
1,415円
前日比
-34
-2.35%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.2 2.14 4.24 52.11
時価総額 145億円
比較される銘柄
アセンテック, 
理経, 
イメージワン
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

【杉村富生の短期相場観測】 ─ 基本的に、材料株を集中物色する展開!


「基本的に、材料株を集中物色する展開!」

●全般相場は“夏枯れ”状態に!

 基本的に、個別物色の展開である。いや、これはずっとそうだ。もとより、筆者は一貫し総論(日経平均株価などのインデックス)を語るな、と主張している。徹底した各論(銘柄)勝負だ。全般相場は“夏枯れ”状態が続くだろう。

 例年、この季節は株価刺激材料に乏しい。3月期の決算発表は一巡しているし、NY市場には「Sell im May(株は5月に売れ)」の教えがある。NYダウは6~7月に目先の高値をつけることが多い。国会は終了した。とりあえず、政策支援は期待できない。となると、必然的に材料株の出番となる。

 実際、そうなっている。個人投資家はオンキヨー <6628> [JQ]、Nuts <7612> [JQ]、UMNファーマ <4585> [東証M]、オルトプラス <3672> 、トランスジェニック <2342> [東証M]などを攻めている。個人投資家の皆さんは賢い。ターゲットはこれまで同様、テーマ性を有する元気な小物である。

“中国”がメーンテーマに浮上!

 テーマ的にはバイオテクノロジーゲームソフト情報セキュリティ“中国”(中国市場を開拓、および中国企業と連携)、M&A、新技術・新製品の開発などがメーンだろう。特に、この局面では“中国”が面白い。ジーエヌアイグループ <2160> [東証M]、ベクター <2656> [JQ]、ベルーナ <9997> 、スターティア <3393> 、関門海 <3372> [東証2]、マルマン <7834> [JQ]には中国企業が絡んでいる。

 大黒屋ホールディングス <6993> [東証2]もそうだ。すでに、北京の一等地に出店しているが、中間持ち株会社SBOに中国国有の複合企業CITICの傘下企業が3割出資する。

 8月には同業のブランドオフを買収、中古ブランド品の販売規模(年商250億円、国内50店舗)ではトップのコメ兵 <2780> [東証2]と並ぶ。さらに、中国での出店が加速することになろう。

 なお、「材料株はう~ん?」という長期・逆張りの投資家には引き続いて好業績のアズジェント <4288> [JQ]、インスペック <6656> [東証M]、RIZAPグループ <2928> [札証A]、スマートバリュー <9417> [JQ]、シリコンスタジオ <3907> [東証M]がお勧め。目先の値動きにこだわらず、じっくり狙える。

2017年6月22日 記

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均