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3392 デリカフHD

東証S
590円
前日比
-2
-0.34%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.8 1.15 1.69
時価総額 96.6億円
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決算発表予定日

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デリカフーズ Research Memo(9):2020年3月期に連結売上高400億円、経常利益11億円を目指す


■第三次中期経営計画「Next Change 2020」

2.デリカフーズホールディングス<3392>の経営目標値と財務戦略
(1) 経営目標値
中期経営計画の最終年度となる2020年3月期の連結経営目標値は、売上高で40,000百万円、経常利益で1,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で680百万円としている。2017年3月期実績比で見ると、連結売上高の年平均成長率は5.0%、連結経常利益は同22.1%となる。売上高については新工場や物流センターが予定どおり稼働すれば十分達成可能な水準であり、また、連結経常利益についても利益率で2.8%の水準と直近5期間の平均2.4%を若干上回る程度であり、前述した経営統合の効果や高付加価値商品の売上げが拡大していけば達成可能な水準と弊社では見ている。

また、今回の経営計画により成長基盤が構築できれば、第四次中期経営計画の経営目標値である連結売上高50,000百万円、連結経常利益1,400百万円も十分射程圏内に入ってくる。

(2) 資本・財務戦略
2020年3月期までの財務戦略としては、財務の健全性を図りつつ成長への積極投資を行っていくことを基本方針としている。具体的には、キャッシュフローの効率的配分(財務の健全性、成長投資、株主還元)を図りながら、連結ベースでの資金管理を強化し、グループ内資金の効率化を進めていく。3年間で工場1拠点、物流センター2拠点を新設する計画となっているが、総投資額は30億円弱程度と営業キャッシュフローの範囲内で収まる見通しだ。

また、ROEを重要な経営指標として位置付け、目標を8.0%に設定した。主に親会社株主に帰属する当期純利益の拡大によってROEの向上を図るが、徹底した経営効率・業務効率の改善により資本効率の向上にも取り組んでいく方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《MH》

 提供:フィスコ

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