ツルハＨＤは軟調、通期業績予想上方修正も会社計画に対する営業利益進捗率は４７．９％

　ツルハホールディングス<3391>は軟調。プラススタートで始まったものの、買い一巡後は売りが優勢の展開。

　同社は昨日引け後、１６年５月期連結業績見通しの上方修正を発表。通期の売上高は従来予想の４６２９億円から５０３９億円（前期比１４．４％増）に、営業利益は同２９２億円から２９９億７０００万円（同１１．４％増）に引き上げている。修正の理由として、１５年１０月１９日付でレデイ薬局を連結子会社化したため、当該新規連結に伴うのれんの償却や非支配株主に帰属する四半期純利益等の会計処理を加味したと発表。

　なお、同社は１６年５月期第２四半期累計決算で、連結営業利益が前年同期比６．９％増の１４３億６６００万円となったことも発表しており、上方修正された通期会社計画に対する営業利益進捗率は４７．９％となっている。
《ＭＫ》

株探ニュース