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【杉村富生の短期相場観測】 ─機敏な対応が求められる6~7月相場!


「機敏な対応が求められる6~7月相場!」

●波乱をチャンスとするにはカネが必要だッ!

 古来、波乱はチャンス、という。専門家は森を見ず、木を見よ、との表現をよく使う。これは基本的に正しい。しかし、波乱(暴落→ショック安)をチャンスに変えるにはリスク・マネジメントが不可欠だ。だって、そうじゃないか。安いところを買うには資金が必要である。

 肝心なときに、ないソデは振れないチャンチャンコとか、鯨3文といわれても銭がなければ買えぬ状態では困る。今年2~3月にもあった。「いや~、ここが絶好の買い場なのは判る。ただ、カネがない」と。こんな人がいかに多かったことか。

 売るべき局面を買って、買うべき局面に売る。そんな人には貨物(段ボールに張る)用の「天地無用」の札をお勧めする。100円ショップに売っている。これをパソコンの上に張っておいたらどうか。常に、売り場か買い場かを自問自答するのだ。現状は? 一貫し、主張しているではないか。「利食いを優先し、現金比率を高めておけ」と。

 これがリスク・マネジメントである。筆者はここ1カ月、「投資戦術は売り上がり、個別銘柄での対応を」と主張している。ただし、森が枯れれば木も枯れるのが原理原則である。だからこそ、全般相場の解析(読み)が重要になるし、機敏な対応が求められる。

 日経平均株価は当面、高値もみ合いの展開を予想している。6~7月は一段高に進むのは難しい。確かに、新型コロナウイルスの感染者数がピークアウト、経済活動は世界的に再開されつつある。だが、元の状態に戻るにはかなりの時間を要するだろう。

●産業構造の変化を見据えた銘柄選びを!

 アメリカでは11月に大統領選挙を控えていることがあって、トランプ政権は自粛規制の解除を急いでいる。ただ、5月に入っても感染者数は連日2万~3万人報告されている。

 それに、失業者が3600万人(就業者1億5600万人→失業率23.1%)というデータを考えると、個人消費(GDP22兆ドルの7割を占める)がV字型の回復を示すとは思えない。3月の貯蓄率が13%(2019年は8%)と急上昇したように、国民はリセッションに警戒を強めている。

 日本はどうか。GDP成長率(前期比年率)は昨年10-12月期のマイナス7.1%、今年1-3月期の同3.4%に続き、4-6月期は同21~24%と、3期連続の減になりそうだ。もちろん、「不景気の株高」「金融相場」の概念は十分に承知している。だが、景気実勢と株価の大きなカイ離はどこかで修正があろう。

 ここでの投資作戦、およびスタンスは不変である。狙い目は引き続いて産業構造、生活スタイルの変化をにらみ、スマートシティ構想の推進、AI(人工知能)の活用、非接触型のインサイドセールス、中堅企業のIT支援、必要不可欠のテレワーク情報セキュリティ、物流の電子化などのテーマ性を有する銘柄群を一本釣り的に攻めたい。そう、個別物色である。

 具体的にはスマートバリュー <9417> 、ライトアップ <6580> [東証M]、cotta <3359> [東証M]、ユナイトアンドグロウ <4486> [東証M]、ユーピーアール <7065> [東証2]、ブリッジインターナショナル <7039> [東証M]などに注目できる。

 ライトアップ、ユナイトアンドグロウ、ブリッジインターナショナルは中堅企業向けのIT支援をメーンビジネスとする。デジタル社会の到来を控え、中堅企業の生きる道はIT活用だ。しかし、人材はいない。前述の3社はこの分野を深耕、中堅企業の期待に応えている。急成長を続けるだろう。
 
2020年5月22日 記

株探ニュース

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