貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

3328 BEENOS

東証P
2,132円
前日比
-64
-2.91%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.6 2.12 1.27 2.58
時価総額 276億円
比較される銘柄
シュッピン, 
ブックオフG, 
Hamee
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

BEENOS Research Memo(5):財務内容は健全性を維持、EC事業の拡大により安定性も向上


■BEENOS<3328>の財務状況と経営指標

2017年3月末の総資産は前期末比1,654百万円増加の14,749百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では営業投資有価証券が963百万円増加したほか、未収入金が285百万円、現預金が234百万円増加した。また、固定資産では投資有価証券が183百万円、無形固定資産が74百万円、繰延税金資産が61百万円増加した。

負債合計は前期末比440百万円増加の5,509百万円となった。主な増減要因を見ると、流動負債では預り金が532百万円、短期借入金が203百万円増加した一方で、未払金が832百万円減少し、固定負債は15百万円の増加となった。また、。純資産は前期末比1,214百万円増加の9,240百万円となった。当期純利益の計上により利益剰余金が1,011百万円増加したほか、為替換算調整勘定が206百万円増加したことが主因となっている。

経営指標を見ると、財務の健全性を示す自己資本比率は前期末の51.1%から53.2%に上昇した。有利子負債が増加したことにより有利子負債比率も前期末の15.1%から15.7%と若干上昇したものの低水準であり、財務の健全性は維持されているものと判断される。また、営業投資有価証券については投資先が未上場企業のため時価評価が難しいが、投資先企業を見ると出資時から成長している企業も多く、簿価から数倍規模になっているものと思われる。収益性指標を見ると、2015年9月期以降はROA、ROEで10%以上、売上高営業利益率で6%以上の水準で安定して推移しており、クロスボーダー部門やバリューサイクル部門等のEC事業が安定的に収益を稼ぎ出せる体制を構築できていることが要因と考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均