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3323 レカム

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時価総額 76.0億円
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レカム Research Memo(8):2期連続の2ケタ増収、営業利益は過去最高益の更新を計画


■業績動向

(4) 2017年3月期会社計画と取り組み

レカム<3323>の中期経営計画初年度の2017年9月期連結業績は、売上高が前期比27.8%増の5,650百万円、営業利益は同141.5%増の300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同250.5%増の190百万円という会社計画となっており、売上高は2期連続の2ケタ増収、営業利益は過去最高益を見込む内容となっている。

セグメント別の計画数値と取り組みについて見ると、情報通信事業は売上高4,570百万円(前期比12.2%増)、セグメント利益140百万円(同185.7%増)の2ケタ増収・増益となる計画となっている。同社では計画達成のための取り組みとして、「Ret’sひかり」の積み上げを図ることに加えて、UTMやサーバー等のネットワーク関連商材の販売を強化することで対応する戦略。

BPO事業は、既存ユーザー企業における積み上げとM&Aによる顧客基盤の拡大に注力することなどにより、売上高580百万円(前期比51.8%増)、セグメント利益70百万円(同18.6%増)となる2ケタ増収・増益を計画している。

一方、海外法人事業では中国国内での新たな販売拠点の設置に加えて、LED照明に次ぐ商材の取扱いを開始することで、売上高600百万円(前期比525.0%増)、セグメント利益90百万円(同350.0%増)と大幅な増収・増益計画となっている。

2016年9月期業績が売上高、営業利益ともに未達となったことを踏まえると、2017年9月期計画の数値はアグレッシブでハードルが高いように映る。しかし、2016年9月期に大幅な未達となったBPO事業及び海外法人事業での受注実態は数字面ほど悪くないことからすると、2017年9月期計画達成可否については情報通信事業での収益確保と海外法人事業での売上高拡大がカギであると弊社では見ている。このため、情報通信事業で新製品の導入の影響により前期の未達幅が大きかったUTMの販売状況と、海外法人事業では新規拠点展開動向及び販売状況を注目する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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