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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3321 ミタチ産業

東証S
1,128円
前日比
-2
-0.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.0 0.65 3.55 102
時価総額 89.9億円

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個人投資家・有限亭玉介:半導体トレンドは継続!直近で監視下に入れた銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年11月13日15時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

11月10日夜(日本時間)に発表された10月の米消費者物価指数の結果を受けて、加熱し過ぎた米国経済が徐々に落ち着いていくと予想されます。米長期金利の利回りは下落し、ハイテク関連株が物色されているようですねぇ。これから米FRBの利上げペースが緩めば徐々に円高へ向かい、製造業の業績を圧迫していた原材料コストも逓減していく可能性もあります。

日本では半導体業界をリードする日本企業8社が集い、次世代半導体の国内製造を目的とした新会社「Rapidus(ラピダス)」の設立が発表され機運が高まっております。日の丸半導体と呼ばれ、世界を席巻していた時代が懐かしいですなぁ。超小型のロジック半導体に関して日本は出遅れており、海外勢と競い合えるのか注目です。

半導体業界の懸念としては、台湾有事を想定すると台湾のTSMCに依存した生産体制は業界全体にとってリスクがあります。国防の観点からも海外に技術情報を漏らさずに国内で完結できるのが理想的でしょう。

円安及び半導体不足の現状を考慮して、生産拠点を国内回帰させる潮流も高まるかもしれません。巨額の設備投資は毎年頻繁に行われるものではないので、半導体銘柄に業績の波があるのは仕方ない事ではあります。ただ、この先も半導体市場の拡大は誰もが認める所であり、各製造工程において技術革新が生まれ続けるはずです。

日本を代表する半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン<8035>の株価は持ち直してきておりますが、その子会社であり、半導体商社の東京エレクトロンデバイス<2760>も10月28日の決算発表が好感されており、注目中です。そして同じく半導体商社であるマクニカホールディングス<3132>も10月31日の決算発表が好調で、配当も10円増額、合わせて自社株買いも発表し、上場来高値を更新してきております。直近で上昇トレンドを描いているミタチ産業<3321>もチェックしております。自動車向けの半導体や電子部品等の専門商社である同社は、どこまで下値を切り上げるか監視中。時価総額も小さい小型株ですので、上値は軽いと睨んでおります。

エレクトロニクス商社の高千穂交易<2676>は、11月8日の決算発表で従来の業績予想を上回り、23年3月期は16期ぶりの過去最高益を更新する見通しです。決算後は調整していますが、中長期的に上昇トレンドとなるか監視を強めております。

半導体検査用ソケット大手の山一電機<6941>は、11月4日の決算で23年3月期の業績予想が嫌気され売られました。しかし、その後はすぐに下値を切り上げております。目まぐるしく外部環境が変化している昨今、半導体業界においては減益予想であっても進捗をしっかりと注視したいところですな。

パワー半導体を中心としたパワーエレクトロニクスの専門メーカーであるサンケン電気<6707>は、11月4日の決算も好調となりました。決算後から下値を切り上げると、昨年12月末の高値である6410円も上抜いております。

最後は電源ICのファブレスメーカーであるトレックス・セミコンダクター<6616>です。パワー半導体の受託製造も手掛ける同社は、決算前の10月中旬からじわじわと買われました。日本が世界に一目置かれるパワー半導体関連は目が離せませんな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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