プレサンスが大幅続落、１９年３月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

　プレサンスコーポレーション<3254>が大幅続落している。７日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を１５２４億７１００万円から１５７８億５１００万円（前期比１７．７％増）へ、営業利益を２４５億４１００万円から２７０億１４００万円（同３２．７％増）へ、純利益を１６１億３２００万円から１７８億５６００万円（同２９．８％増）へ上方修正したが、株価は直近で上昇局面にあり、これもあってこの日は材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。

　上方修正は、ファミリーマンション販売、ワンルームマンション販売ともに好調な状況が続いており、売り上げ戸数が計画より増加する見通しとなったことに加えて、来期に売り上げを予定していたホテル１案件を前倒しで引き渡しし、さらに取得済みのマンション建設用地１案件を土地の状態で売却したことなどが寄与する。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１８年４～１２月）決算は、売上高１３８９億８７００万円（前年同期比３７．６％増）、営業利益２６８億４２００万円（同５８．９％増）、純利益１７９億３３００万円（同５９．５％増）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）