貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

3254 プレサンス

東証S
1,754円
前日比
-1
-0.06%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.8 0.67 2.39 12.54
時価総額 1,221億円
比較される銘柄
スターツ, 
グローバル社, 
デュアルT
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

プレサンス Research Memo(4):19/3期1Qは、ワンルームマンション、ファミリーマンションともに販売好調


■業績動向と今後の見通し

1. 2019年3月期第1四半期の業績概要
プレサンスコーポレーション<3254>の2019年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比127.7%増の81,514百万円、営業利益が同182.6%増の19,274百万円、経常利益が同183.9%増の19,158百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同186.6%増の13,111百万円となり、売上高、各利益ともに大幅に伸長した。

業績好調の要因は、「プレサンスレジェンド 琵琶湖(第1四半期販売戸数 470戸)」を始めとするファミリーマンション及び「プレサンス大阪福島シエル(第1四半期販売戸数 124戸)」を始めとするワンルームマンションの販売(引渡し)が順調に推移したことが大きい。また、ホテル事業においても第1四半期に2棟の引渡しが予定どおり行われた。今期の売上計画では、第1四半期が53.5%(実績値)、第2四半期に19.7%、下期で26.8%という業績の偏りがある。売上計上は、マンションの契約時ではなく、顧客への引渡し時に行なわれるため、用地仕入れの時期や工期によって四半期ごとの業績に偏重が生じる場合がある。

売上原価率は前年同期比0.2ポイント減とわずかに改善。販管費は額としては増えたが増収効果が上回り、販管費率は前期比4.4ポイント低下。結果として各利益ともに前年同期の3倍弱となった。


2019年3月期は売上高1500億円超え、9年連続増収増益を予想。第1四半期末時点で通期売上計画の93%分を確保済
2. 2019年3月期通期の業績予想
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比13.7%増の152,471百万円、営業利益が同20.5%増の24,541百万円、経常利益が同19.1%増の23,661百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.3%増の16,132百万円と期初の予想を据え置いた。

商品セグメント別では、最大のセグメントであるファミリーマンションが74,027百万円(前期比4.0%増)、ワンルームマンションは41,951百万円(同41.2%増)、ホテル販売も15,429百万円(同462.3%増)と伸長する計画。まだ、第1四半期が終わった段階ではあるが、売上計画の93.1%分(144,492百万円分)の売上と受注を既に獲得しており、通期計画達成に向けて余裕がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《NB》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均