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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3254 プレサンス

東証S
1,685円
前日比
-47
-2.71%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.5 0.65 2.49 12.62
時価総額 1,173億円
比較される銘柄
スターツ, 
グローバル社, 
デュアルT
決算発表予定日

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プレサンス Research Memo(2):供給戸数全国2位、近畿圏・東海/中京圏で連続1位のマンションデベロッパー


■会社概要

1. 事業概要
プレサンスコーポレーション<3254>は、ファミリーマンション及びワンルームマンションの企画・開発・分譲を手掛ける独立系デベロッパーである。近畿圏及び東海・中京圏のマンション供給数はそれぞれ8年連続、6年連続で第1位であり、全国でも第2位(2017年)に躍進した。都心主要駅近くで利便性の良い立地に、自社で企画開発するプレサンスシリーズのマンションを展開。士気の高い販売部隊も強みであり、完成在庫の売れ残りは極めて少ない。1997年の設立以来、順調な成長を続けており、2007年に東証2部上場、リーマンショックにも大きな影響を受けずに2013年には東証1部上場を果たし、2015年に「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に、2016年には「JPX日経中小型株指数」の構成銘柄に選定されており、株式市場の評価も高い。
同社はワンルームマンションからファミリーマンション、一棟販売(ワンルームマンションの卸売)からホテルまで多様な事業を展開している稀有な企業である。多様な商品ラインアップは、土地の情報が入ってきた時に最適な活用法を可能にし、仕入ボリュームを大きくすることができ、競合よりも有利に土地取得を進めることができる。

2. 主要商品別の販売動向
「ワンルームマンション販売」は、販売戸数1,388戸(2019年3月期第1四半期)、売上構成比は30.6%(同)である。住戸専用面積で20~50平方メートル、都心の主要駅徒歩5分圏内で利便性に富む立地に建設され、「プレサンス」ブランドで販売される。ワンルームマンションは資産運用を目的に購入されるものであり、高給与所得者・富裕層だけでなく、安定した収入のある一般的な給与所得者などがターゲット顧客である。最も大きい対象顧客セグメントをターゲットとしていることにより、経済・金融情勢が変化しても一定の需要が継続し、業績の安定性につながっている。

「ファミリーマンション販売」は、販売戸数1,164戸(同)、売上構成比で55.0%(同)を占める。住戸専用面積で50~100平方メートル、都市部の主要駅より徒歩10分圏内で利便性と環境性に富む立地に建設され、「プレサンス ロジェ」などのブランドで販売される。販売は子会社の(株)プレサンス住販が担当する。

「一棟販売」は自社開発したワンルームマンションの卸売販売であり、売上構成比で5.6%(同)である。「ホテル販売」は2018年3月期から売上が立ち始めたセグメントであり、主にビジネスホテルを開発し販売する。第1四半期は2棟のホテルを引き渡し売上戸数240戸(同)、売上構成比で5.6%(同)である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《NB》

 提供:フィスコ

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