プレサンス Research Memo(4):2018年3月期第3四半期は、売上・各利益ともに30%を超える成長
■業績動向
1. 2018年3月期第3四半期の業績概要
プレサンスコーポレーション<3254>の2018年3月期第3四半期の連結業績は、売上高が前期比38.5%増の101,024百万円、営業利益が同35.7%増の16,891百万円、経常利益が同34.7%増の16,557百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同36.6%増の11,247百万円となり、売上・各利益ともに30%を超える成長となった。売上面では、主力のワンルームマンション販売とファミリーマンション販売が順調に売上高を伸ばし、仕入れ強化により一棟販売も大幅増、さらに今期からホテル販売(2棟)の引き渡しが始まり売上計上された。特にファミリーマンションにおいては想定を超える伸びとなり上方修正につながった。
売上原価率は72.9%(前期比1.4ポイント増)と若干上昇したが、販管費率は10.3%(前期比1.1ポイント減)、結果として高い営業利益率16.7%(前期比0.4ポイント減)を維持した。販管費の減少は、販売が好調だったために広告宣伝費などが想定よりもかからなかったことが影響した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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提供:フィスコ