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3236 プロパスト

東証S
198円
前日比
-1
-0.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.4 0.64 2.02 2,705
時価総額 69.6億円
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プロパスト Research Memo(1):コンセプトとデザインで新しい住環境を提案、業績は急回復


■要約

1. セグメントと強み
プロパスト<3236>は、総合不動産ディベロッパーで、セグメントは、分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業、その他の4つ。2016年5月期の売上高は12,532百万円、営業利益は904百万円で、セグメント別売上高の内訳は、分譲開発事業45.8%、賃貸開発事業5.7%、バリューアップ事業46.3%、その他2.1%、営業利益では、分譲開発事業38.2%、賃貸開発事業9.4%、バリューアップ事業45.3%、その他7.2%。同社は、都心の立地の良い場所に特化した不動産業を展開しており、都市生活を満喫できるような高いデザイン性が強み。他のディベロッパーとは異なり、物件名はそれぞれのコンセプトをもとに名付けている。

2. 2017年5月期第2四半期決算
2017年5月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比39.4%増の7,631百万円、営業利益が同48.1%増の585百万円、経常利益が同65.4%増の382百万円、四半期純利益が同47.0%増の364百万円。売上高と利益の通期予想に対する進捗率は、売上高54.9%、営業利益53.5%、経常利益67.1%、四半期純利益が76.2%と高い。セグメント別の売上高は、分譲開発事業が1,570百万円、賃貸開発事業が1,188百万円、バリューアップ事業が4,816百万円、その他が55百万円で、セグメント利益では、分譲開発事業が159百万円、賃貸開発事業が297百万円、バリューアップ事業が564百万円、その他が18百万円。セグメント利益(調整額は除く)の構成比は、分譲開発事業が15.3%、賃貸開発事業が28.6%、バリューアップ事業が54.3%、その他が1.7%と、分譲開発事業及びその他が縮小するなかで、賃貸開発事業とバリューアップ事業が拡大した。自己資本比率は前期末から2.2ポイント改善の16.1%と回復基調にある。売上高及び営業利益の前年同期比伸び率はそれぞれ39.4%と48.1%と高く、また営業利益率は7.7%と、前年同期の7.2%を上回る水準で収益性は優れていると言える。

3. 2017年5月期業績予想と復配
2017年5月期の業績予想は、売上高が前期比10.9%増の13,902百万円、営業利益が同21.1%増の1,094百万円、経常利益が同1.8%増の569百万円、当期純利益が同57.0%増の478百万円。また、同社は1株当たり配当額を2.0円の復配を予想として提示している。

Key Points
・総合不動産ディベロッパー。分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業が3本柱。
・2017年5月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比39.4%増の7,631百万円、営業利益が同48.1%増の585百万円。
・2017年5月期の業績予想は、売上高が前期比10.9%増の13,902百万円、営業利益が同21.1%増の1,094百万円、1株当たり配当額を2.0円の復配を予想として提示。

(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)

《SF》

 提供:フィスコ

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