綿半ホールディングス---長野県のホームセンター、創業から400年超
綿半ホールディングス<3199>は長野県を中心にホームセンター(HC)事業、建設事業(立体駐車場等)、貿易事業(医薬品や化成品)を運営。HCは「ホームエイド」の商号で、地元での知名度は抜群。創業から400年超で「変革の精神」が根付いている。
2016年3月期は売上高で前期比5.4%増の881.01億円、経常利益で同10.0%増の12.52億円が見込まれている。7月までの既存店売上高は前年同月比4.9%増、全店売上高は同8.3%増と好調。消費税増税後の反動から消費マインドに改善の動きが見られており、日用雑貨等のハウスキーピング部門や加工食品を中心に収益を伸ばしたほか、好天にも恵まれ、飲料・園芸用品も好調に推移した。建設事業も民間非住宅建築分野を中心として受注環境は良好であり、受注高は順調に推移している。
なお、8月12日には(1)ポイント2倍カード、(2)長野県特産品(2,000円相当)、(3)社会貢献活動への寄付(2,000円を同社指定の団体へ寄付)のいずれかを選別できる株主優待制度の新設を発表している。現状、PBRは0.92倍と1倍を下回る。
《SF》
提供:フィスコ