信用
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3198 SFPホールディングス

東証P
1,920円
前日比
-7
-0.36%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
36.5 6.35 1.15 6.32
時価総額 438億円
比較される銘柄
DDグループ, 
ヨシックス, 
串カツ田中
決算発表予定日

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クリエイト・レストランツ・ホールディングス---ラジオNIKKEI 6月5日放送から


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』6月5日放送において、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


最初に紹介するのは証券コード<3387>東証1部上場のクリエイト・レストランツ・ホールディングスです。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、ショッピングセンター内のレストラン及びフードコートの運営を主力とするとともに、M&Aにより獲得した居酒屋業態や飲食店業態も展開しています。集客力の高い立地へのこだわりとそれぞれの立地環境に見合った業態の組み合わせによるマルチブランド・マルチロケーション戦略に特徴があり、2017年2月期末の店舗数は約200業態で857店舗となっています。2013年4月に買収したSFPホールディングス<3198>が展開している海鮮居酒屋業態「磯丸水産」など、積極的なM&Aを通じて成長性のある業態を取り込む「グループ連邦経営」により高い成長性を実現しており、新たな成長フェーズに入っていると言えるでしょう。

2017年2月期の業績は、売上高が前期比9.9%増の1,135億2500万円、経常利益が前期比13.5%減の63億4800万円と増収ながら減益となり、会社予想を下回る着地でした。2016年2月期に買収したKRフードサービスの連結貢献に加えて、前期出店分の通年寄与や新規出店分116店舗が増収に寄与しましたが、既存店売上高が前年比95.3%と想定を下回ったことが要因で、郊外及び地方レストランを中心に消費低迷や天候不順等の影響を受けました。

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、現状における課題を整理するとともに、2019年2月期以降の成長加速に向けて具体的な対策に取り組んでいます。CRカテゴリーでは、これまでの「総合ビュッフェ」から専門性に特化したビュッフェ業態「ステーキ&ビュッフェ」への業態変更を進めています。また、SFPカテゴリーについては、新規出店を戦略的に抑制し、都心一等立地中心の出店を行うとともに、店舗改装やタッチパネルの導入、宴会メニューの充実などにより既存店の強化に取り組んでいます。「磯丸水産」及び「鳥良(とりよし)商店」に続く新業態の開発にも注力しており、足元では餃子居酒屋が順調に滑り出しています。専門ブランドカテゴリーについても、投資効率の良い新業態を開始しています。

2018年2月期の業績予想については、売上高を前期比3.9%増の1180億円、経常利益を前期比7.1%増の68億円と増収増益を見込んでいます。業績の伸びが緩やかですが、新規出店数を意図的に抑え、既存店の強化や新業態の開発に取り組むことで、再び成長路線に乗せるための基盤固めに注力することが理由です。

新たに公表した3ヶ年の中期経営計画では、最終年度である2020年2月期の目標として、M&Aを含まない売上高を1,500億円、3年間の平均成長率は9.8%、経常利益を100億円、3年間の平均成長率16.6%と掲げています。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《SF》

 提供:フィスコ

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