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3194キリン堂HD

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<動意株・28日>(大引け)=BBT、キリン堂HD、マサルなど

 ビジネス・ブレークスルー<2464>=急上昇。同社は社会人向けに通信教育などを展開、主力のマネジメント教育では大型案件を獲得し収益に反映させており、18年3月期第2四半期は連結営業利益段階で3億800万円(前年同期比47.8%増)と急拡大、通期計画4億700万円に対する進捗率は75%強に達している。幼児教育にも積極的に展開しており、「人づくり革命」の柱として幼児教育・保育の無償化に積極的な安倍首相の政策に乗る銘柄として頭角を現している。

 キリン堂ホールディングス<3194>=大幅高で上場来高値を更新。同社は関西を地盤に郊外型の大型ドラッグストアを展開するが、最近は大都市圏の駅周辺にも出店して好調に顧客を取り込んでいる。きょうは主力輸出株に利益確定売りが目立つなか、内需の中小型株に買いの矛先が向いている。「年末商戦を意識した小売セクターへの買いが横に広がりをみせ、好業績のドラッグストアは格好の物色対象」(準大手証券)という。同社の18年2月期営業利益は前期比17%増の15億2000万円を見込むなど好調。足もとの業績も10月の全店売上高が前年同月比7.8%増と高水準の伸びをみせており、上値期待が膨らんでいる。

 マサル<1795>=急伸し、年初来高値を更新。同社は27日の取引終了後、自社株の取得を発表したことが好感されている。自己株式を除く発行済み株式総数の4.9%に相当する上限22万株を東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けることを公表している。取得期間は28日から30日。この日は、自社株取得による株式需給の好転を期待する買いが流入している。

 アサヒ衛陶<5341>=ストップ高。きょう付の複数のメディアで、中国の習近平国家主席が、「政府が進めている公衆トイレ美化運動『トイレ革命』について、更なる改善を求める異例の『重要指示』を出した」(読売新聞)と報じており、これを手掛かり材料視した買いが入っている。中国の公衆トイレは間仕切りがなく、用を足す際に隣の人と顔を合わせることから、「ニーハオ(こんにちは)トイレ」とも呼ばれている。中国政府では15年から、北京や上海などの観光地を中心に改善を進めているが、整備の遅れている地方や農村など全国的にこの動きを広める方針で、中国トイレ需要の拡大による需要増加への期待が高まっているようだ。

 TAC<4319>=続急騰。時価は2014年2月以来3年10カ月ぶりの高値水準。安倍政権ではアベノミクスの主眼として「働き方改革」や「人づくり革命」を看板に掲げており、首都圏を中心に会計や法律をはじめ幅広い分野の資格取得学校を展開する同社は国策関連銘柄として注目が集まっている。市場では「特別国会の会期が12月9日までということもあって、12月初旬にも安倍政権が打ち出す経済対策の具体的な内容が開示される公算が大きい」(準大手証券ストラテジスト)との指摘もあり、株価が早晩改めて刺激される可能性が意識されているようだ。

 シーシーエス<6669>=急反騰。同社は27日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想について、売上高を82億5000万円から89億円へ、営業利益を12億3000万円から14億6000万円へ、純利益を8億1000万円から10億5000万円へ上方修正しており、これを好材料視した買いが入っている。検査用照明など主力のMV(マシンビジョン)事業の国内での売上高が好調に推移していることが要因としている。なお、16年12月期は決算期変更に伴う5カ月決算のため前期との比較はない。また、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた期末一括配当を15円増額して45円にするとあわせて発表した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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