鳥貴族が5連騰で今年大発会水準に迫る、前日取引終了後には「客数増、コスト低減で増益」との報道
鳥貴族<3193>が5連騰。一時、2478円まで上げ幅を拡大し今年大発会水準に迫る場面もあった。今月1日に2460円の戻り高値を付けた後は、全般相場が同日から12日まで大幅続落展開となるなか、同社株も利益確定売りに1920円と下落。しかし、その後、切り返し、この日は全般急反落推移のなかも、18日取引終了後に、「客数増、コスト低減で増益、既存店好調」との日経電子版報道もあり2%超高で前場を終えた。
同社は全メニューが税抜き280円均一の焼き鳥チェーン「鳥貴族」を関西・首都圏で運営する。報道では、食材費の高騰を受け競合他社は値上げを進めているが、同社は280円均一を維持し客数を増やし既存店が好調。人件費はかさむが生産工程を効率化したタレ工場が本格稼働したことでコストが低減した。
市場規模が大きい関東でドミナント出店を進めており、関東・東海はまだ出店余地大とし東日本を中心とした店舗網拡大を進め、今期末の約500店(1月は5店。1月末時点では449店、内、直営店254、TCC店=鳥貴族カムレードチェーン店)を目指す。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)
同社は全メニューが税抜き280円均一の焼き鳥チェーン「鳥貴族」を関西・首都圏で運営する。報道では、食材費の高騰を受け競合他社は値上げを進めているが、同社は280円均一を維持し客数を増やし既存店が好調。人件費はかさむが生産工程を効率化したタレ工場が本格稼働したことでコストが低減した。
市場規模が大きい関東でドミナント出店を進めており、関東・東海はまだ出店余地大とし東日本を中心とした店舗網拡大を進め、今期末の約500店(1月は5店。1月末時点では449店、内、直営店254、TCC店=鳥貴族カムレードチェーン店)を目指す。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)