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3185 夢展望

東証G
154円
前日比
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PTS
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.26
時価総額 22.7億円
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決算発表予定日

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夢展望 Research Memo(13):ECコンサルティング・物流支援などのサービス提供を事業化へ。


■中長期の成長戦略

4. 新規事業
夢展望<3185>はEC特化型アパレル企業としての高い実績と、ECに関する豊富なノウハウを有している。それを活用してECコンサルティングサービスの提供を新規事業として立ち上げていく方針だ。当初はRIZAPグループ企業を対象に事業化し、将来的には外部顧客に対してもサービスを提供し、収益規模を拡大させていく意向だ。

弊社では、同社の新規事業は同社の事業拡大につながるだけでなく、RIZAPグループの収益拡大にもつながるという点で、高く注目している。同社に限らず、RIZAPグループ内のBtoCビジネスを展開する企業はおしなべてEC強化を至上命題の1つとしている。店舗販売に比較して、投資効率や収益性が高いためだ。同社にはその指南役として活躍できるだけの能力があると弊社ではみており、今後の展開を見守りたいと考えている。

同社は2017年6月20日にRIZAPグループとECプラットフォームのプランニングにおいて業務委託契約の締結を発表しており、このEC化の推進にあたって2.0億円の報酬がRIZAPグループから支払われる。

弊社が注目するもう1つの視点は、RIZAPアパレル事業グループにおける同社の立ち位置だ。顧客年齢層で見たときに、同社の顧客が最も若いゾーンに位置している。すなわち、同社はRIZAPアパレル事業グループに新規顧客を呼び込む最初の入り口に立っていることになる。オリジナルブランドの高い商品力、SPA活用による低価格と高値入率の両立、ECのノウハウ、スマートフォン経由での販売比率約90%、といった同社の特長と、グループ内での立ち位置を考え合わせると、グループ内外の企業と大きな化学反応を起こして、今からは想像もつかない変貌を遂げる可能性もあるのではとの想像と期待を禁じ得ない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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