シュッピン Research Memo(9):2020年3月期については、前期比横ばいの14円配の配当予想を公表
■株主還元
シュッピン<3179>は株主還元を重要な経営課題として位置付け、配当による還元を基本方針としている。従来は安定配当継続を基本方針としていたが、2017年3月期からは目標とする配当性向を設定しそれに沿った配当を行う方針へと変更した。現在は“25%~35%の配当性向を当面の目標”としている。
2019年3月期については、期初の予想どおり、前期比4円増配の14円配の配当を決定している。期中に業績見通しの下方修正を行ったが、配当については期初予想が維持された。配当性向は34.1%となった。2020年3月期ついては、前期比横ばいの14円配の配当予想を公表している。予想1株当たり当期純利益43.44円に基づく配当性向は32.3%となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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