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3179 シュッピン

東証P
1,142円
前日比
-20
-1.72%
PTS
1,144円
19:13 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.6 3.21 2.89 4.68
時価総額 265億円
比較される銘柄
BEENOS, 
あさひ, 
ワットマン
決算発表予定日

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シュッピン Research Memo(2):第2四半期は2ケタ増収増益で着地


■2016年3月期第2四半期決算

(1)決算の概況

シュッピン<3179>の2016年3月期第2四半期は、売上高10,961百万円(前年同期比28.2%増)、営業利益433百万円(同26.7%増)、経常利益425百万円(同27.4%増)、当期利益283百万円(同34.0%増)と増収増益での着地となった。しかしながら期初計画との比較では、売上高は計画を上回ったものの、利益は営業利益以下各項目とも計画を下回った。

売上高においてはEC売上高が順調に拡大した。店舗売上も、その商品特性上店舗取引のニーズが強い時計が特に強い伸びを示したほか、カメラ、筆記具においても店舗売上が順調に拡大した。7月頃に消費動向に変調を感じて早めにセール等の対策を行い、売上高の確保に努めた。昨年夏以降急速に盛り上った免税品売上高は8月から変調を見せて、9月、10月と急落したが、前述のセール等の効果でそれを吸収し、売上高は計画を上回った。

利益面では営業利益が前年同期比で91百万円の増益と順調に成長したものの、計画との対比では82百万円の未達となった。このうち約60百万円は、4月から導入した新基幹システムが初期トラブルに見舞われたことによる影響(機会損失や費用増加など)によるものだった。残りの約20百万円の影響額は、7月に、想定よりも需要が弱い感触を得たために早めにセールを打ったことで、利幅が縮小したことによるものだ。インバウンド売上高の減少は結果的にはEC売上高等他でカバーして売上高は計画を達成しており、利益未達の主たる要因ではなかったと言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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