貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

3167 TOKAI

東証P
953円
前日比
+6
+0.63%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.6 1.51 3.36 2.15
時価総額 1,331億円
比較される銘柄
三谷商, 
ビューテHD, 
エネクス
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

TOKAI Research Memo(7):積極投資を実行しつつ、自己資本比率は30%台をキープ


■TOKAIホールディングス<3167>の財務状況

2018年3月期第3四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比4,785百万円増加の165,897百万円となった。主な増加要因としては、東京ベイネットワークの連結子会社化等により有形固定資産が2,014百万円増加したほか、株価の上昇等により投資有価証券が1,083百万円、仕掛工事案件の増加等により仕掛品が755百万円それぞれ増加した。

一方、負債合計は前期末比2,006百万円増加の106,672百万円となった。未払法人税等が2,638百万円減少した一方で、有利子負債が3,374百万円、未払金や前受金等のその他流動負債が1,092百万円それぞれ増加したことによる。また、純資産合計は前期末比2,778百万円増加の59,224百万円となった。剰余金の配当により4,001百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益3,435百万円を計上したこと及び、転換社債型新株予約権付社債の転換により2,400百万円増加したことによる。

経営指標を見ると、財務の健全性を示す自己資本比率は前期末比0.5ポイント上昇の35.0%と着実に上昇している。有利子負債が増加したため、有利子負債依存度は同1.1ポイント上昇しているが、ここ数年の傾向で見れば改善傾向が続いており、問題の無い水準にあると判断される。同社では中期経営計画において1,000億円の戦略投資を実行する計画となっており、有利子負債については今後も増加する可能性があるものの、自己資本比率は30%台の水準をキープしていく方針となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《MW》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均