TOKAIホールディングス---国内初となるサポートサービス付きLinux OSを搭載したクラウドサービスの提供開始
TOKAIホールディングス<3167>は13日、100%子会社であるTOKAIコミュニケーションズがミラクル・リナックスのサポートサービス付きLinux OSを搭載したクラウドサービスの提供を開始すると発表した。
ミラクル・リナックスは、「日本品質」の技術およびサポートにより、オンプレミス、クラウド、組込みのあらゆる領域で活用できるLinux OSを提供している。TOKAIコミュニケーションズは5月1日付で「ミラクル・リナックス・パートナー契約」締結。今後は、現在提供している「CloudPlatform VM」において、サポート付きのLinux OSが標準インストールされた仮想マシンのプランを選択することができるようになる。同様のサービス提供は国内初。
これまで、Linux OSを搭載したクラウドサービスは、ユーザ企業とベンダー間で別途ライセンス契約が必要な場合や商用サポートが提供されない場合があることが課題だった。今回の両社のパートナー連携により、クラウド環境で安価なLinux OSが商用サポート付きで利用可能となり、Linux OSの運用コスト削減を実現。今まで以上にLinuxユーザを取り込み易くなるものと期待されている。
《TN》
提供:フィスコ