TOKAIホールディングス---高齢者向けリフォーム事業を強化、今後5年間で売上倍増計画
TOKAIホールディングス<3167>は21日、100%子会社の東海ガス(株)が地方自治体と連携した高齢者向けリフォーム事業の展開を強化し、今後5年間で売上高を2倍にする計画を発表した。
同社グループは地域密着型であるガス事業の展開による顧客との密接なつながりや、水回りリフォームの実績を生かして、2012年には総合リフォーム事業に本格参入、(株)TOKAIならびに東海ガスの2社により展開している。2014年12月期の売上高は87億円で、リフォーム売上ランキングでは静岡県内のリフォーム事業者ならびに全国のエネルギー事業者において首位となっている。
東海ガスが都市ガス・LPガス供給を手掛けている静岡県の志太エリア(焼津市・藤枝市・島田市)は、今後20年後には高齢化比率が35%に達すると推計されている。同社は福祉用具レンタルと介護リフォームに注力することでリフォーム事業を拡大するチャンスと捉えている。また、同社は、2015年度より志太エリアにおける地方自治体の地域包括ケアシステム構築に向けた「総合事業専門部会」に民間事業者として唯一参加している。
《SF》
提供:フィスコ