シンデンハイテ Research Memo(7):基本戦略を粛々と実行する
■中長期の成長戦略
1. 同社の基本戦略
シンデン・ハイテックス<3131>では特別な中期経営計画等は発表していないが、各分野において以下のような基本戦略を確実に実行していく計画であり、これは期初の計画と変わっていない。
(1) 半導体
高付加価値商品の発掘・販売に注力する。
業界再編をビジネスチャンスと捉えてシェア拡大を目指す。
(2) 液晶
既存製品の供給責任を果たす一方で、高付加価値商品の発掘を継続する。
(3) 電子機器
既存製品の販売活動を強化する。
産業機器向けを中心とした新規分野への積極的販売活動を継続する。
(4) その他
バッテリー及び周辺機器の拡販を目指す。
2. サイバーセキュリティー対応について
昨今、巷で懸念されるサイバーセキュリティー対策については、現時点では一般的なファイアウォール及びアンチウイルス対応は行っているが、特別なソフトやシステムは導入していないとのこと。ただし、今後様々なシステム投資を進めていくなかで、サイバーセキュリティー対策も強化していく方針のようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
《MH》
提供:フィスコ