ゴールドマン・サックス証券の自動車部品セクターのリポートでは、頭打ちの米国SAARや新興国の販売低迷を受け、2016年のグローバル自動車需要に対する見方は慎重にならざるを得ないと指摘。それでも、減税効果とはいえ世界最大の自動車市場である中国の需要増は自動車・部品メーカー各社に追い風とみて、堅調な小売と在庫積み増し局面は部品メーカーに恩恵が大きいと解説。
個別では、中国への利益依存度が相対的に高いアイシン精機<
7259>とトヨタ紡織<
3116>に注目。特にアイシン精機は、「オートマチック・トランスミッションの構造的な成長ストーリーも魅力的」と評価している。
《MK》
株探ニュース