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3113 UNIVA

東証S
75円
前日比
-1
-1.32%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.77
時価総額 60.5億円
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決算発表予定日

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ホットリンク Research Memo(5):エクイティファイナンスの実施により財務体質は改善


■業績動向

3. 財務状況と経営指標
2016年12月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比で415百万円減少の4,329百万円となった。このうち流動資産は第三者割当増資及び新株予約権の行使による現預金の増加に伴い、前期末比で296百万円増加の1,246百万円となった。一方、非流動資産については、Effyisに対するのれんの減損や無形固定資産の償却に伴い同712百万円減少の3,083百万円となった。

負債合計は有利子負債の減少を主因として、前期末比844百万円減少の2,439百万円となった。また、資本合計は第三者割当増資や新株予約権の行使に伴い資本金及び資本剰余金が合計1,330百万円増加した一方で、当期損失639百万円、自己株式の取得で140百万円を計上したこと等により、前期末比428百万円増加の1,890百万円となった。

主要な経営指標を見ると、資本増強と有利子負債の削減を進めたことで、親会社所有者帰属持分比率が前期末の30.8%から43.7%に上昇し、逆に有利子負債比率は186.8%から102.7%に低下するなど、財務体質の改善が進んだと言える。なお、ホットリンク<3680>では今後も有利子負債の削減に取り組んでいく方針を示している。2016年に発行したOakキャピタル<3113>向けの新株予約権の未行使分がすべて行使されれば(行使価額545円)、321百万円の資本調達が可能となる。

一方、収益性に関してEBITDAマージンで見ると、前期の20.1%から14.6%に低下した。Effyisの収益が一時的な要因もあって悪化したことに加え、同社単独の営業利益も人件費の増加や本社移転費用の計上等により悪化したことが要因となっている(前期51百万円の利益から、当期は41百万円の損失)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NB》

 提供:フィスコ

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