三越伊勢丹の8月度売上高は5.8%増、晩夏物のドレスやブラウスが好調
三越伊勢丹ホールディングス<3099>がこの日の取引終了後、8月度の国内百貨店事業売上速報を発表しており、三越伊勢丹合計の売上高(法人外商を除く)は前年同月比5.8%増と5カ月連続で前年実績を上回った。リモデル工事により三越銀座店の面積が20~40%縮小しているものの、インバウンドの押し上げもあり時計・宝飾品が引き続き好調だったほか、月前半は猛暑が続いたことで晩夏物のドレスやブラウスが良く動き、一方、月後半は気温の低下とともに、ハンドバッグや婦人ロングブーツ、パンプスなど雑貨の秋物買い替え需要が目立った。また、衣料品についても、婦人のセーター&パンツスタイル、紳士のアウターコート、レザーウエアなどがよく動いた。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)